みなさん、こんにちは!今日は、大人気ミステリー漫画『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』のあらすじを、どこよりも分かりやすく簡単にご紹介します。
「薬屋のひとりごと」には漫画が2種類ありますが、今回は「猫猫の後宮謎解き手帳(サンデーGX版・作画:倉田三ノ路先生)」について解説しますね。
この記事では、これから読み始める方のために、物語の導入から見どころまでをサクッと解説します。まだ読んでいない方は、ネタバレなしで魅力を知ることができますよ!
- 「猫猫の後宮謎解き手帳」ならではの魅力と特徴
- 序盤から物語がどう動くのか(簡単なあらすじ)
- 毒好き少女・猫猫と美形宦官・壬氏の関係性
【簡単あらすじ】薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~
物語は、花街で薬師をしていた少女が、ある日突然さらわれてしまうところから始まります。時系列に沿って、3つのポイントでストーリーを簡単に解説します。
① 人さらいから「毒見役」へ抜擢
花街で薬師として働いていた主人公・猫猫(マオマオ)は、薬草採取の帰りに人さらいに遭い、後宮(王族の妃たちが住む場所)に下女として売り飛ばされてしまいます。
「大人しく年季が明けるのを待とう」と考えていた猫猫ですが、ある日、帝の子供たちが謎の衰弱死をしている噂を耳にします。
持ち前の「薬と毒の知識」でその原因が「おしろい(化粧品)」にあることを見抜いた猫猫。匿名で警告文を送りますが、その知識と字の上手さが、後宮を管理する美形の宦官・壬氏(ジンシ)の目に留まってしまうのです。
ここから、猫猫はただの下女から、上級妃である玉葉妃の「毒見役」へと出世することになります。
② 園遊会での毒殺未遂事件
毒見役となった猫猫の元には、壬氏から次々と「やっかいな事件」が持ち込まれます。
- 媚薬の作成依頼
- 夜中に踊る幽霊の正体
- 放火未遂ボヤ騒ぎ
そして物語が大きく動くのが、後宮の重要イベント「園遊会」です。
ここで食事に毒が盛られる事件が発生。猫猫はその鋭い嗅覚と耐性で毒を見抜きますが、これ単なる嫌がらせではなく、後宮の勢力図に関わる大きな陰謀の一部でした。
『猫猫の後宮謎解き手帳』では、このあたりの伏線や、犯人の動機などが丁寧に描かれており、本格ミステリーとしての読み応えが抜群です。
③ 里帰りと新たな事件
ある事件を解決した褒美として、猫猫は一時的に実家の花街へ里帰りを許されます。しかし、そこでもまた新たな事件に巻き込まれてしまいます。
花街での心中騒ぎ、そして壬氏の正体に関わる秘密……。物語が進むにつれ、単なる後宮の揉め事だけではなく、国全体を揺るがすような大きな謎へと繋がっていきます。
ここが違う!「猫猫の後宮謎解き手帳」の魅力
あらすじが分かったところで、本作ならではの「推しポイント」をご紹介します。
原作小説の雰囲気に近い「硬派なミステリー」
この「サンデーGX版(猫猫の後宮謎解き手帳)」の最大の特徴は、コミカルさを抑えたドラマチックな演出です。
もう一つの「スクエニ版」がキャラクターのかわいらしさを強調しているのに対し、こちらは事件の背景にある人間の業や、後宮のドロドロとした部分もしっかり描いています。「可愛いだけの漫画じゃ物足りない」という方には、断然こちらがおすすめです。
猫猫と壬氏のドライな関係性
主人公・猫猫の性格も、こちらの版の方がより「ドライでクール」に描かれています。
絶世の美男子である壬氏に対しても、「ナメクジを見るような目」を向けるシーンは健在ですが、二人が協力して事件に挑むシーンでは、相棒(バディ)のような信頼関係も見え隠れします。
| キャラ | 特徴 |
|---|---|
| 猫猫 | 毒と薬に異常な執着を持つ元薬師。冷静沈着で推察力が高い。 |
| 壬氏 | 後宮を管理する宦官。誰もが振り返る美貌を持つが、猫猫には振り回されがち。 |
この二人の掛け合いと、徐々に明かされていく「壬氏の本当の正体」も物語の大きな見どころです。
まとめ:猫猫の後宮謎解き手帳は「読み応え」抜群!
最後に、『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』のあらすじと魅力をまとめます。
- 人さらいから後宮の毒見役へ出世するシンデレラストーリー(?)
- 薬と毒の知識で事件を解決する本格ミステリー
- 園遊会の事件から物語は大きく加速する
- サンデーGX版は原作小説に近く、読み応えがある
「猫猫の後宮謎解き手帳」は、ミステリーとしての完成度が高く、一度読み始めると止まらなくなる作品です。アニメで興味を持った方も、ぜひこの「漫画版ならではの重厚なストーリー」を楽しんでみてくださいね!




