『うるわしの宵の月』、本屋さんで見かけて「絵がきれいだな〜」なんて気になってる人、けっこういるんじゃないでしょうか。でも、実際どんな話で、どんなキャラクターが出てくるのかって、ちょっと気になりますよね。
「王子」って呼ばれる女の子と、同じく「王子」な男の子の話…って聞くと、なんだか面白そうじゃないですか?
この記事では、そんな『うるわしの宵の月』の登場人物たちにスポットを当てて、彼らがどんな子たちで、どんな関係なのかをふんわりと紹介していきます。これを読めば、きっと物語の世界にすっと入り込めるはず。ネタバレはなしで、作品の魅力が伝われば嬉しいです。
- 主人公と相手役、二人の「王子」のプロフィール
- 二人を支える友達のこと
- キャラクターたちの関係性と物語の雰囲気
- アニメ化についてのちょっとした情報
『うるわしの宵の月』の主な登場人物たち
この物語の面白さは、なんといってもキャラクターの魅力。特に中心になる二人は、ちょっと個性的で目が離せません。さっそく見ていきましょう。
主人公、滝口 宵(たきぐち よい)
まず、主人公の滝口宵ちゃん。高校1年生の女の子なんですが、背が高くて顔立ちもキリっとしてて、その立ち居振る舞いから周りの女子たちに「王子」って呼ばれちゃってます。すごい人気なんですよ。
でも本人は、その扱いにちょっと複雑な気持ちを抱えてるみたい。困っている人を見ると放っておけない、すごく真面目で優しい子なんですけどね。恋愛はまったくの初心者っていうギャップがまた、かわいいところです。
もう一人の王子、市村 琥珀(いちむら こはく)
そして、もう一人の主人公が、宵ちゃんの先輩にあたる市村琥珀くん。彼も学校では有名な「王子」で、まあ、文句なしのイケメンです。実家がお金持ちらしいっていう噂もあって、女子からの人気もすごい。
見た目はちょっとチャラそうに見えるんですけど、ふとした時に真剣な顔をしたりして、つかみどころがない感じ。彼も彼で、本当の意味での「本気の恋」はしたことがないみたいで…。そんな彼が宵ちゃんにぐいぐいアプローチしていくところから、物語が動き出します。
二人を支える友人たち
物語を面白くしているのは、主役の二人だけじゃないんです。宵ちゃんの友達、のばらちゃんと寿(ことぶき)ちゃんの存在も大きいですね。
二人は宵ちゃんが「王子」扱いされてるのを理解しつつ、彼女の初めての恋をあたたかく(そして興味津々に)見守ってくれます。こういう友達がいると心強いですよね。彼女たちの会話で、クスッと笑えたり、ほっこりしたりします。
登場人物の関係と物語のあらすじ
じゃあ、このキャラクターたちがどんな物語を紡いでいくのか。その雰囲気をちょっとだけお伝えしますね。
物語の始まりは、宵ちゃんと琥珀くんの出会いから。これまで「女の子扱い」なんてされてこなかった宵ちゃんが、琥珀くんに出会って、初めて戸惑ったり、ドキドキしたりするんです。その反応がすごく初々しくて、読んでるこっちまで照れちゃうくらい。
そんな二人が「お試し」で付き合ってみたりしながら、少しずつお互いのことを知っていく…というのが大まかな流れ。恋愛に慣れてない宵ちゃんと、本気の恋がわからない琥珀くん。そんな二人の距離感が、じれったくもあって、最高にキュンとします。
この作品、講談社の人気少女まんが雑誌「デザート」で連載されているんですが、読者からの支持も厚いんです。その証拠に、宝島社が発表する「このマンガがすごい!2022」ではオンナ編で4位に入るなど、数々の賞も受賞しています。多くの人が夢中になるのも納得の面白さですよ。
ちなみに、待望のアニメ化も決まっていて、2026年1月から放送予定だとか。今から楽しみですね。
まとめ
というわけで、『うるわしの宵の月』の登場人物たちをざっくりと紹介してみました。
Q.主人公はどんな子?
A.滝口宵ちゃん。「王子」と呼ばれる、かっこよくて優しいけど恋愛には慣れていない女の子です。
Q.相手役はどんな人?
A.市村琥珀くん。同じく「王子」と呼ばれる先輩で、ミステリアスなイケメンです。
Q.どんな話?
A.二人の「王子」が、戸惑いながらも惹かれ合っていく、初々しくてキュンとするラブストーリーです。
とにかく絵が綺麗で、キャラクターたちの心の動きが丁寧に描かれているのがこの作品の魅力だと思います。かっこいい女の子が好きな人も、王道のラブストーリーが読みたい人も、きっと楽しめるはず。
もし少しでも気になったら、ぜひ一度手に取ってみてください。きっと、宵ちゃんと琥珀くんの恋を応援したくなりますよ。