『花ざかりの君たちへ』、懐かしいですよね。僕も学生のころ、夢中になって読んだくちです。男女逆転で男子校に飛び込んじゃうっていう設定だけでワクワクするのに、出てくるキャラクターがみんな魅力的で。特に、主人公の瑞稀とクールな佐野の関係には、毎回ドキドキさせられました。
読み終わってからずいぶん経ちますけど、ふとした時に「そういえば、あの二人って最終的にどうなったんだっけ?結婚したのかな?」なんて、気になったりしませんか?
今回は、そんな『花ざかりの君たちへ』の「結婚」にまつわる話を、原作漫画やドラマの違い、さらにはキャストの裏話まで含めて、ちょっと深掘りしてみたいと思います。昔を思い出しながら、一緒に楽しんでもらえたら嬉しいです。
この記事のポイント
- 原作漫画の瑞稀と佐野は、ちゃんと結婚までたどり着きます
- 主人公コンビ以外にも、結婚したキャラクターがいます
- ドラマ版は、結婚で終わる結末ではありません
- キャスト同士の結婚はなかったけど、おめでたい話はたくさん!
原作漫画での、気になる結婚のゆくえ
瑞稀と佐野、二人の結末は?
さて、一番気になるところから。結論を言ってしまうと、原作漫画では、瑞稀と佐野はちゃんと結婚します。いやー、よかったですよね、本当に。ただ、漫画の本編最終巻でいきなり結婚式!というわけじゃないんです。
物語のラストは、アメリカに帰った瑞稀のもとに佐野が会いに来るっていう、未来を感じさせる素敵なシーンで終わります。そして、その後の話を描いた『花ざかりの君たちへ After School』という特別編で、ファンが待ち望んだ結婚のエピソードが描かれるんですよ。
大学生になった二人が、友人の結婚式で再会して、そこでプロポーズ…なんて、シチュエーションも完璧。長い間二人のことを見てきた読者としては、感無量でしたね。
プロポーズのシーン、実はあるんです
そうなんです、プロポーズの言葉もシーンも、はっきりと描かれています。
これがまた良いんですよ。舞台になったのが、桜咲学園の仲間、関目京悟の結婚式。みんなが幸せなムードに包まれている中で、佐野が瑞稀に想いを伝えるんです。遠距離恋愛を乗り越えた二人だからこそ、言葉の一つ一つに重みがあって、ぐっときちゃいます。
派手さはないけれど、佐野らしいストレートなプロポーズ。作品の中でも特に好きなシーンの一つです。
他にも結婚したキャラクターはいるの?
はい、いますよ!先ほども名前が出た関目京悟が、桜咲メンバーの中では結婚一番乗りでした。後日談ではすっかりパパの顔になっていて、娘にデレデレな様子が描かれていて、なんだか微笑ましかったですね。
彼の結婚式がなかったら、佐野もプロポーズを決心できなかったかもしれないと思うと、キーパーソンですよね。メインの二人だけでなく、周りのキャラクターたちの幸せな未来が描かれているのも、この作品の好きなところです。
結婚した「その後」の物語
結婚後の生活をがっつり描いた続編シリーズ!…というわけではないのですが、読み切り形式の特別編『花ざかりの君たちへ After School』で、その後のエピソードが少しだけ描かれています。
佐野が瑞稀を北海道の実家に連れて行ったり、みんなが卒業後にどんな道に進んだのかが分かったり。本編とはまた違った、少し大人になった彼らの日常をのぞき見できる感じで、ファンにはたまらない内容になっています。もっと読みたかったな、というのが正直なところですけどね。
ドラマ版とキャストの結婚事情
ドラマの結末ってどうだったっけ?
堀北真希さん主演の2007年版、前田敦子さん主演の2011年版、どちらのドラマも懐かしいですね。ただ、どちらのシリーズも、原作とは違って結婚する結末ではありません。
ドラマ版はやっぱり、瑞稀の正体がバレるかバレないか…っていう学園生活のドキドキハラハラがメイン。最終回は、仲間たちとの友情を確かめ合って、未来に向かってそれぞれの道を歩き出す、という感動的なラストになっています。
原作の結末を知っていると少し物足りなく感じるかもしれませんが、これはこれで、青春ドラマとしてすごく綺麗にまとまっているんですよね。詳しくはフジテレビの公式サイトなどで今でも情報が見られるので、懐かしさに浸るのもいいかもしれません。
キャスト同士で結婚した人はいる?
ドラマの共演がきっかけで…という話は、残念ながらありませんでした。でも、ドラマに出ていたキャストの方々は、その後たくさんの方がご結婚されています。
例えば、2011年版で中津を演じた三浦翔平さんは、後に女優の桐谷美玲さんと結婚されましたし、佐野役の中村蒼さんも一般の方と結婚されています。みんな幸せそうで、なんだか嬉しい気持ちになりますよね。
作品の中だけでなく、演じた人たちの人生も続いていくんだなあと、改めて感じます。
まとめ
というわけで、『花ざかりの君たちへ』の結婚にまつわる話をまとめてみましたが、いかがでしたか?
原作では、二人がしっかりと結ばれる未来が描かれていて、ファンとしては本当に嬉しいですよね。ドラマはまた違った良さがあって、どちらも色あせない名作だなと改めて思いました。
この記事を読んで、「もう一度読み返してみようかな」なんて思ってくれたら、すごく嬉しいです。原作漫画は白泉社の公式サイトからも情報が見られますし、電子書籍などでも手軽に読めるので、ぜひあの頃のトキメキを思い出してみてください。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!