漫画『外道の歌』を読んでいて、「あれ?この主人公、syamuさんにめちゃくちゃ似てない?」って思ったことありませんか?
坊主頭にサングラスっていう特徴的な見た目から、ネット上ではもうずいぶん前から「カモのモデルはsyamuさんじゃないか」って噂されてきましたよね。実際のところどうなのか、気になってる人も多いんじゃないでしょうか。
この記事では、「外道の歌」の主人公カモとsyamuさんの関係について、作者が公認してるのか?っていう真相から、カモっていうキャラクターの壮絶な過去や物語の結末、さらには実写化の情報まで、あなたの疑問にまるっとお答えしていきます。これを読んだら、作品がもっと面白くなること間違いなしですよ!
この記事のポイント
- 『外道の歌』のカモはsyamu似と作者公認
- 実写ドラマでは窪塚洋介がカモ役を演じる
- カモは過去に妻子を殺され、最後は死亡する
- 『善悪の屑』が第1部で『外道の歌』が第2部
『外道の歌』のカモはsyamuさんがモデルなの?
作者はsyamuさんを公認しているの?
いきなり結論から言っちゃうと、はい、作者の渡邊ダイスケ先生は公認しています。
これ、実は先生自身が昔のX(旧Twitter)で、カモとsyamuさんを並べた比較画像をリツイートしたことがあるんです。
2016年ごろにはそのリツイートに加えて、「大物youtuber、syamuさんが気になる…」「面白い名言が多い人みたいですね」なんて投稿もしていて、明らかに知っているんですよね。さらに言うと、「ピクシブ百科事典」みたいなまとめサイトでは、カモの関連情報に「作者公認のそっくりさん」とまで書かれちゃってます。これはもう公式と言ってもいいレベルだと思います。
カモのモデルは本当にsyamuさん?
これもハッキリさせておくと、「モデル」っていうよりは「そっくりさん」として作者が認めた、というのが正しいニュアンスかもしれません。
もともと、主人公カモの見た目(坊主頭、面長の輪郭、いつもかけてるサングラス)が、一部でカルト的人気を博すYouTuber・syamuさんにそっくりだと、10年くらい前からネットで話題になってたんです。
その声が作者の渡邊先生にも届いて、さっき話したXでの投稿につながった、というわけです。つまり、先生がsyamuさんを参考にしてカモを描いたんじゃなくて、読者が見つけて盛り上がったのを、先生も面白がって公認した、っていう感じですね。もちろん、カモの壮絶な過去とか冷静な性格は、syamuさんとはまったく関係ありません。
実写化でのキャストは誰?
2024年の冬からDMM TVで配信が予定されている実写ドラマ版『外道の歌』では、なんと俳優の窪塚洋介さんが主人公のカモ役を演じます。
これ、すごいキャスティングですよね。相方のトラ役はKAT-TUNの亀梨和也さんですし、かなり豪華なW主演で注目されています。
実は2019年にも一度、実写映画化の話があったんです。でも、その時カモ役だった俳優さんが公開直前に不祥事を起こして、映画自体がお蔵入りになってしまいました…。だから今回のドラマ化は、ファンにとっては「今度こそ!」っていう期待がすごく大きいんです。窪塚さんが、syamuさんにそっくりなカモをどう演じるのか、今から楽しみで仕方ないですね。
syamuさんに似てる『外道の歌』の主人公カモって?
どっちが先に読むべき?
もしこれから読んでみようかな、と思ってるなら、まず『善悪の屑』から読むのが正解です。
というのも、『善悪の屑』が物語の第1部で、その続編が第2部の外道の歌だからなんです。
具体的には、こんな感じ。
- 善悪の屑:全5巻(第1部)
- 外道の歌:全15巻(第2部・完結)
物語は完全に続いているので、『善悪の屑』で起きたことや登場人物の背景を知らないまま『外道の歌』を読むと、「これ、どういうこと?」ってなっちゃうかもしれません。両方読むことで、カモやトラの物語を100%楽しめるはずです。
なぜ作品名が変わったの?
第1部から第2部へ移るときに、物語の新たな区切りとしてタイトルが変わりました。
作者がはっきり理由を言ったわけじゃないんですが、一つ考えられるのは、第1部の『善悪の屑』が内容の過激さから、2016年に東京都から「不健全図書」に指定されちゃったことですね。
「不健全図書」っていうのは、まあ、子どもにはちょっと刺激が強いかも、と判断された本のことです。この指定を受けて、心機一転、新しいスタートを切る意味でタイトルを変えたのかもしれません。内容はしっかり繋がっているので、そこは安心してください。
カモの過去に何があったの?
主人公のカモは、過去に家に押し入ってきた男に、愛する妻と娘を殺されるという、言葉にできないほど辛い経験をしています。
この事件が、彼が法律では裁けない悪人を自分の手で裁く「復讐屋」になった、すべての始まりです。
しかも話はそれだけで終わらず、犯人が警察の偉い人の息子だったせいで、まともな捜査もされなかったんです。それに絶望したカモは、自力で犯人を見つけ出して復讐を果たしました。それから、父親がやっていた古書店を隠れ蓑に、自分と同じように苦しむ人たちのための復讐代行を始めたんです。彼の無口でクールな態度の裏には、こんな壮絶な過去が隠されているんですね。
カモは最後に死んでしまうの?
これは物語の核心に触れるので、知りたくない人は読み飛ばしてくださいね。はい、主人公のカモは『外道の歌』の最後で亡くなります。
多くの悪人を地獄に送ってきたカモですが、その最期はあまりにもあっけなく訪れます。ある事件の後、逆恨みした男に通り魔的に刺されてしまうんです。
でも、死ぬ間際に彼は、亡くなった妻と娘に再会する夢を見ます。その死に顔はすごく安らかだったと描かれていて…。多くの悪人を苦しめてきた彼の終わり方としては、ある意味、救いがあったのかもしれないな、なんて思ったりもします。
まとめ
というわけで、『外道の歌』の主人公カモとsyamuさんの関係について、いろいろと掘り下げてみました。
見た目のそっくりさから始まったネットの噂が、まさか作者公認にまでなっていたなんて、面白い話ですよね。でも、その裏側にあるカモというキャラクターの過去や生き様は、本当に深くて考えさせられるものがあります。
この記事で、作品の魅力が少しでも伝わっていたら嬉しいです。壮絶だけど、なぜか目が離せなくなってしまうこの物語、よかったら一度手に取ってみてください。きっと、あなたもこの世界に引き込まれるはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!