今回はちょっと真面目なお話です。
あなたはVODサービスが民放よりも過激なシーンが多いと思った事はありませんか?
というよりも民放の放送が規制ばかりになってしまい制作しにくくなっている感じがします。
民放で放送される番組は、放送法や倫理規定に基づいた制限がかかり、放送できる範囲が狭くなっているのが原因です。
VODサービスはその制限が民放よりも軽いため、表現の範囲が多くなり面白くなっています。
しかし制限がないと思われがちですが、VODサービスも法的な規制や規則に従う必要があります。
詳しく見ていきましょう。
民放で放送される番組とVOD
民放で放送される番組は、放送法や倫理規定などの法的制限があります。
これらの制限は、一般視聴者が視聴する際に受け入れられる可能性がある、暴力的、性的、または過激な内容を規制するために設けられています。
一方、VOD(Video on Demand)サービスは、放送法や倫理規定に従う必要がないため、より広範なコンテンツを提供することができます。
VODサービスでは、視聴者が自己責任でコンテンツを選択し、視聴するため、より過激な内容や制限された映像も配信できます。
ただし、VODサービスにも、法的な規制や規則に従う必要があります。
例えば、児童ポルノやわいせつなコンテンツを配信することは違法であり、罰せられます。
また、特定の国や地域でのみ許可されたコンテンツを配信する場合もあります。
つまり、VODサービスは、放送法や倫理規定に従う必要がないため、より広範なコンテンツを提供することができますが、違法なコンテンツや、倫理規定に違反するコンテンツは配信できません。
放送法や倫理規定にはどんなものがある?
放送法や倫理規定には、以下のような制限が含まれています。
放送による表現の自由の保障
放送における表現の自由は、憲法によって保障されています。
しかし、これには民放で放送される番組という制限があります。
不適切な表現の禁止
放送法や倫理規定では、児童虐待や人種差別などの特定のテーマや、性的描写、暴力的なシーンなど、視聴者にとって不適切と思われる表現を禁止しています。
倫理規定の設定
各放送局は、倫理規定を設定しています。
これには、公正かつ中立な報道を行うこと、誹謗中傷やプライバシーの侵害をしないこと、そして番組の内容についての規定が含まれています。
放送時間帯の区分け
放送時間帯によって、放送できる内容が異なります。
例えば、深夜帯では性的描写や暴力的なシーンが放送できることがありますが、昼間の時間帯では放送できません。
CMの規制
CM(コマーシャル)についても、放送法や倫理規定によって制限が設けられています。
例えば、医薬品のCMでは、その効能や副作用についての説明が必要です。
以上が、一般的に放送法や倫理規定に含まれる制限の例です。
ただし、国や地域によって異なる場合があります。
まとめ
国や地域によって異なる場合があるものの、放送法や倫理規定には放送に関する規制事項が含まれています。
VODサービスも違法なコンテンツや倫理規定に違反するコンテンツを避け、法的な規制や規則に従って提供されることが大切です。
今回はVODサービスに面白いオリジナル動画が多い理由を考えてみました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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