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第七王子

もし、前世の記憶と有り余る才能を持って転生したら?マンガ『第七王子に転生したので、気ままに魔術を極めます』が最高に面白い!

もし、人生をやり直せるなら、あなたは何をしたいですか?

多くの人が一度は夢見るであろう「転生」。しかし、もしその新しい人生が、あらゆるものに恵まれすぎた環境だったら…?今回ご紹介するマンガ『第七王子に転生したので、気ままに魔術を極めます』(通称:第七王子)は、そんな夢のような状況から始まる、一人の魔術バカの物語です。

圧倒的「じゃない方」の王子、その本性は…

物語の主人公は、とある王国の第七王子、ロイド。彼は王位継承権からは程遠い「じゃない方」の王子様。しかし、その見た目は天使のように愛らしい10歳の少年の内には、とんでもない秘密が隠されていました。彼の正体は、生前、才能に恵まれず非業の死を遂げた一人の凡人魔術師だったのです。

「もっと魔術を学びたかった」「もっと探求したかった」

そんな満たされなかった渇望を抱えたまま死んだ彼が、次に目覚めたのは、有り余る魔力と恵まれた血筋、そして王家の書庫に眠る膨大な魔術知識を自由に手にできるという、まさに天国のような環境でした。

周囲が彼の無邪気な笑顔に癒されているその裏で、ロイドの頭の中はただ一つ、「この魔術を試したらどうなるんだろう?」という純粋すぎる探求心で満ち溢れています。常人には到底理解できない古代の魔術をいとも簡単に解読し、時には城の一部を吹き飛ばしかねないほどの実験を、彼は悪びれもせずに「遊び」として繰り返すのです。この、愛らしい見た目と、底なしの魔術への狂気のギャップこそが、本作最大の魅力と言えるでしょう。

個性豊かなキャラクターたち

  • ロイド王子: 本作の主人公。見た目は可愛い少年、中身は魔術への探求心だけで動く魔術オタク。彼の行動原理は「面白いかどうか」。その純粋さが、時にとんでもない騒動を巻き起こします。
  • グリモ: ロイドによって召喚された強力な魔人。しかし、ロイドの規格外の魔力によって、今はもふもふとした可愛らしい使い魔の姿に。常識外れの主人に振り回されるツッコミ役であり、読者の代弁者のような存在です。
  • シルファ: ロイドの剣術の師範でもあるメイド。ロイドの異常性に薄々気づきながらも、その成長を温かく見守るお姉さん的存在。彼女の振るう剣は、並の魔物では相手になりません。

純粋な「好き」が世界を揺るがす快感

この物語を読んでいて私が最高にワクワクするのは、ロイドの行動に全くと言っていいほど「悪意」や「野心」がないことです。彼が求めているのは、富でも名声でも、ましてや世界の支配でもありません。ただひたすらに、自分の知らない魔術を知り、試したいだけ。その純粋すぎる知的好奇心が、結果的に魔物を討伐したり、国の危機を救ったりと、周りの人々を幸せにしていく展開が本当に見ていて気持ちいいのです。

もしあなたが、誰にも止められないほどの絶対的な力を手に入れたとしたら、その力を自分の「好き」のためだけに使い続けることができるでしょうか?それとも、その力で何かを成し遂げたいという別の欲が生まれてくるでしょうか?

ロイドは、そんな問いかけを私たちに投げかけているのかもしれません。

魔術という名の「遊び」に全力で没頭する彼の姿は、私たちが子供の頃に感じていた、無邪気で純粋なワクワク感を思い出させてくれます。難しいことを考えずにスカッとしたい方、何かに夢中になることの楽しさを再確認したい方に、ぜひ手に取っていただきたい一作です。一度読み始めれば、あなたもきっとロイドの魔術実験の虜になるはずですよ!

今すぐ「第七王子に転生したので、気ままに魔術を極めます」を読んでみる