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犬になったら好きな人に拾われた

【感想】もしも犬になったら…?『犬になったら好きな人に拾われた。』が描く究極の“もどかしさ”と背徳感

「もしある朝、目が覚めたら、人間じゃなくなっていたら…?」

そんなSF映画のような出来事が、もし自分の身に起きたらどうしますか? しかも、それがちっぽけで可愛い“犬”の姿だったとしたら…?

今回ご紹介したいマンガ『犬になったら好きな人に拾われた。』(通称:犬ひろ)は、そんな突拍子もない設定から始まる、新感覚のラブコメディです。

絶望と奇跡の同居生活、開幕

主人公は、ごく普通の男子高校生。彼がいつものように朝、目を覚ますと、そこは見慣れた自室の天井…ではなく、冷たいアスファルトの上でした。体に力が入らない。声を出そうとしても「キャン!」という鳴き声しか出てこない。そう、彼はなぜか犬の姿に成り果てていたのです。

絶望に打ちひしがれる彼を、雨の中から拾い上げてくれた一人の少女。その顔を見て、彼は再び衝撃を受けます。彼女こそ、同じクラスのクールビューティーで、彼が密かに想いを寄せる相手、犬飼加恋(いぬかい かれん)さんだったのです!

「ポチ太」と名付けられ、憧れの犬飼さんのペットとして暮らすことになった主人公。これは奇跡か、それとも悪夢の始まりか…。言葉の通じないもどかしさ、人間だった頃の記憶と犬としての本能とのせめぎ合い。そして何より、想いを寄せる彼女の、普段は見せない無防備な姿を“ペット”という特等席で目の当たりにしてしまう背徳感!

もしあなたがポチ太の立場だったら、この甘くて危険な状況に、果たして理性は保てるでしょうか…?

魅力的なキャラクターたち

  • ポチ太(主人公)
    犬になってしまった元男子高校生。憧れの犬飼さんの前で理性を保とうと必死にもがく心の声が、とにかく面白くて共感必至です。彼の葛藤こそが、この物語の最大の魅力と言えるでしょう。

  • 犬飼 加恋(いぬかい かれん)
    学校では常に無表情でクールな美少女。しかし、愛犬ポチ太の前では、信じられないほどデレデレに甘やかす姿を見せます。この「犬限定のデレ」が、とんでもなく破壊力抜群なんです!

このマンガの“沼”はここだ!

僕がこの作品にどっぷりハマってしまった一番の理由は、なんといってもポチ太視点で描かれる究極の「もどかしさ」です。伝えたい想いはあるのに、言葉が通じない。人間としての尊厳を保ちたいのに、犬として撫でられると気持ちよくなってしまう…。そんな葛藤が、笑いと少しの切なさを生み出しています。

そして、犬飼さんのギャップ萌え! クールな彼女がポチ太にだけ見せる、ふにゃっとした笑顔や甘い声は、読んでいるこちらもメロメロになってしまいます。

『犬になったら好きな人に拾われた。』は、単なるドタバタラブコメではありません。極限状況に置かれた主人公の心理描写と、ちょっぴり過激なご褒美(?)シーンが絶妙なバランスで描かれた、唯一無二の作品です。

「ちょっと変わった設定のラブコメが読みたい」「とにかく可愛いヒロインに癒されたい!」という方に、心からおすすめします。ぜひポチ太と一緒に、ドキドキのペット生活を体験してみてください!

今すぐ「犬になったら好きな人に拾われた」を読んでみる