「ダンダダン」って、次から次へと謎が出てきて本当に面白いですよね!中でも、物語の超重要アイテム「呪行李」の存在は、特にミステリアスで気になっている人も多いんじゃないでしょうか。
あの不気味な箱、一体なんて読むの?どんな意味があって、何が元ネタになってるの?って、疑問が尽きないですよ。
この記事を読めば、そんな「呪行李」に関する全ての謎がスッキリ解決するはずです! モモやズマが受けた深刻な呪いの影響から、あの感動的な告白シーンの裏側まで、がっつり掘り下げていきますね。
『ダンダダン』の世界をもっと深く楽しむために、一緒に謎を解き明かしていきましょう!
この記事のポイント
- 呪行李の読み方と意味
- 呪行李やキャラの元ネタ
- 呪行李が与える呪いの影響
- モモを元に戻す方法と告白
ダンダダンの呪行李とは?その謎をわかりやすく解説!
読み方と本当の意味をまず知ろう!
『ダンダダン』に出てくる謎の箱、呪行李。まず気になるのは、この難しい漢字の読み方と意味ですよね。
結論から言うと、この箱の正しい読み方は「のろいごうり」です。これは作中でターボババアがはっきりと口にしていますね。そして、その意味は「凶悪な妖怪や悪魔を呪いの力で封じ込めておくための特別な箱」なんです。ただの古い箱ではなく、強力な呪いがかけられた封印のアイテム、それが呪行李の正体です。
なぜこのような特別な箱が登場したのでしょうか?『ダンダダン』の世界では、妖怪や宇宙人といったオカルトな存在が実際にいます。そのため、危険な怪異を閉じ込めておく呪行李のような呪物(じゅぶつ:呪いの力が宿った道具)が必要不可欠なのです。




ちなみに、この呪行李の元ネタについて、ファンの間ではいくつかの説が語られています。
- 映画『ジュマンジ』:ボードゲームの世界に吸い込まれてしまうという設定が、呪行李のゲームの世界とそっくりです。
- 日本神話「ヨモツヘグイ」:呪行李の中で食べ物を口にすると現実世界に戻れなくなるというルールがあります。これは、日本の神話で、黄泉の国の食べ物を食べると現世に帰れなくなる「黄泉戸喫(よもつへぐい)」という話によく似ています。
このように、海外の映画や日本の古い神話が元になっていると考えると、龍幸伸先生の発想力には驚かされます。呪行李という一つのアイテムに、これだけ多くの背景が隠されているなんて、実に興味深いでしょう。
物語での役割とくわしい中身をチェック!
前述の通り、「のろいごうり」と読むこの呪行李は、『ダンダダン』の物語で非常に重要な役割を持っています。
見た目はただの地味な木箱ですが、その中身は全くの別世界。
触れた者を問答無用で吸い込み、壮大な冒険(という名の呪い)を強制的に始めさせるのです。
では、具体的に呪行李はどのようなものなのでしょうか。
中に入ると、そこはまるでヨーロッパの中世ファンタジーを思わせるジオラマのような世界が広がっています。
しかし、これは呪行李に封印されていた悪魔「メルヘンカルタ」が仕組んだ巧妙な罠。
本来は凶悪な妖怪を封じ込めておくための箱であり、中には封印を守る「守り神」たちがいました。
メルヘンカルタは、人間たちにゲームをクリアさせて、知らず知らずのうちに守り神を倒させ、自身の封印を解かせようとしていたのです。
この呪行李の最も恐ろしい点は、関わった者に深刻な影響を及ぼすことです。
キャラクター | 受けた呪いの影響 |
---|---|
モモ(綾瀬桃) | 呪行李の中でお菓子を食べたせいで、体が小人サイズに小さくなってしまいました。 |
ズマ(頭間雲児) | 急激に視力が悪化し、メガネが必要なほど目が見えにくくなりました。 |
箱野大希(はこのだいき) | 最も悲惨な被害者です。 本来は10代の少年だったにも関わらず、呪行李の中は時間の流れが速いため、たった4年で老人の姿になってしまいました。 |
このように、呪行李は物語を大きく動かすキーアイテムであると同時に、登場人物たちに深刻な試練を与える呪いの箱でもあります。
『ダンダダン』のキャラクターたちはこの呪いを解くため、出雲大社に祀られているという「打ち出の小槌」を求めて新たな冒険へ旅立つことになります。
呪行李だけじゃない!ダンダダンの元ネタと物語の謎
呪行李や星人たちの気になる元ネタ
前回の解説で、呪行李の元ネタが映画『ジュマンジ』や日本神話ではないか、という点に触れましたね。『ダンダダン』の面白さは、このように作中の多くのキャラクターやアイテムに、実在する都市伝説やオカルト話が元ネタとして使われている点にあります。これを知ると、物語が何倍も面白く感じられるでしょう。
例えば、呪行李に封印されていた恐ろしい悪魔「メルヘンカルタ」。この不気味なキャラクターの元ネタをご存知でしょうか?
これは「悪魔のメルヘンカルタ」と呼ばれる有名な都市伝説が元になっています。ヨーロッパの呪術師が、6つの童話の絵が描かれたカルタにこの世の悪を封じ込めた、という話です。作中でメルヘンカルタが、顔のパーツが描かれたカードで構成されているのも、この元ネタが由来というわけです。
また、宇宙人にも元ネタがあります。最初に登場した「セルポ星人」は、1960年代にアメリカで行われたとされる、宇宙人と人間を交換留学させる「プロジェクト・セルポ」というUFO陰謀論が元になっています。ただの創作ではなく、実際に語られているオカルト話がベースにあると知ると、一気にリアリティが増しませんか?




このように、『ダンダダン』には元ネタを持つキャラクターが数多く登場します。
キャラクター名 | 元ネタとなった都市伝説・妖怪 |
---|---|
カシマレイコ | 「口裂け女」と、電話や夢に現れる怪異「カシマさん」が合わさった存在。 |
シャコさん | アメリカで目撃されたUMA(未確認生物)の「ドーバーデーモン」がモデルです。 |
アンブレボーイ | 古い傘が妖怪になったとされる、有名な「唐傘お化け(からかさおばけ)」が元になっています。 |
小さいおじさん | 日本で古くから目撃談があり、芸能人が見たと語ることでも知られる都市伝説です。 |
作者の龍幸伸先生は、こうした様々なオカルト話を巧みに『ダンダダン』の世界に落とし込んでいます。元ネタを調べてから読み返してみると、キャラクターの新たな魅力に気づけるはずです。
気になる告白は何話?モモを元に戻すには?
『ダンダダン』の魅力は怪異とのバトルだけではありません。
オカルンとモモ、二人の恋の行方も大きな見どころの一つ。
なかなか進展しなかった二人の関係ですが、ついにオカルンが大きな一歩を踏み出します。
結論として、オカルンがモモに告白したのは、コミックス19巻に収録されている第159話です 。
これは、呪行李の世界が崩壊し、モモだけが取り残されてしまうかもしれない、という絶体絶命の状況で伝えられた言葉でした 。
いつもは奥手なオカルンが、モモを失いたくない一心で「好きだ」と叫ぶシーンは、多くの読者の胸を熱くしました。
そして、もう一つの大きな謎、「小さくなったモモを元に戻す方法」。
これについても物語は大きく動いています。
前述の通り、モモは呪行李の中でお菓子を食べた影響で、体が小さくなる呪いを受けてしまいました 。
この深刻な呪いを解くために必要となるのが、「打ち出の小槌」という伝説のアイテムです 。
星子たちの調査で、この小槌が出雲大社に祀られていることが判明します 。
しかし、希望が見えたのも束の間、その大切な「打ち出の小槌」は、謎の「怪盗忍者」によって盗まれてしまっていたのです 。
モモを元に戻すための道は、またしても困難なものになってしまいました。
- 告白シーン: 第159話
- 元に戻す方法: 「打ち出の小槌」を使う
- 現在の問題: 小槌が「怪盗忍者」に盗まれてしまった /li>
告白を経て二人の関係はどうなるのか?そして、無事に「打ち出の小槌」を手に入れ、モモは元の姿に戻れるのでしょうか?『ダンダダン』の物語は、恋愛模様も謎解きも、ますます目が離せない展開になっていますね。
『ダンダダン』呪行李の謎が5分でわかる!元ネタと悲惨な呪いの正体:まとめ
Q&Aでまとめますね。
質問(Q):あの箱の名前と本当の意味は何ですか?
回答(A):「のろいごうり」と読み、凶悪な怪異を封印する箱です 。
質問(Q):物語のアイテムやキャラに元ネタはある?
回答(A):『ジュマンジ』や「悪魔のメルヘンカルタ」などの都市伝説が元ネタです 。
質問(Q):あの箱に関わると、どうなってしまうんですか?
回答(A):体が小さくなったり、急に年を取るなど深刻な呪いを受けます 。
質問(Q):キャラクターたちの呪いを解く方法はあるのですか?
回答(A):「打ち出の小槌」が必要で、オカルンの告白のきっかけにもなりました 。
この記事では、物語の鍵を握るあの不気味な箱の謎について、詳しく見てきました。元ネタを知ると、物語の奥深さがわかって、もっと作品が好きになりますよね! 箱野大希くんの姿には胸が痛みますが、オカルンの告白のような熱い展開もあって、本当に目が離せないですよ。この機会に物語を読み返してみるのもいいでしょう。原作漫画はebookjapanでとてもお得に読むことが出来ます 最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。