『ダンダダン』って、あのオカルト・バトル・ギャグがすごいスピードで進む作品ですよね。僕も大好きで読んでるんですが、最初は「面白い!」って感覚だけだったんです。でも、油断してるといきなり「泣ける」エピソードが飛んでくるから、もう感情がぐちゃぐちゃになります。
こんにちは!『ダンダダン』の展開に毎週ジェットコースターみたいに振り回されてるファンです。
この作品、基本は笑いとバトルなんですけど、ふいに差し込まれる過去編が、本当に心に刺さるんですよね。
SNSでも「涙腺崩壊した」「ギャグアニメだと思ってたのに…」と話題になったのが、アニメ第7話「優しい世界へ」。ここは本当にすごかった。この記事では、なぜ『ダンダダン』がこんなにも泣けるのか、あのアニメ7話がどうして「神回」なのか、そして他にも涙なしには語れない「バモラ」や「ズマ」といったキャラたちの感動エピソードを、僕の感想も交えつつ紹介していきます。
アニメ公式サイトでも、このダンダダンで泣ける魅力の一端が垣間見えるかもしれませんね。
この記事のポイント
- ダンダダンで一番泣けるのはアニメ7話
- アクさらの悲しい過去と成仏に感動
- バモラとバンガの別れも号泣必至
- ズマとベガの親子のような絆も泣ける
ダンダダンで泣けるアニメ7話の神回

『ダンダダン』って、オカルト、バトル、ギャグがすごい勢いでごちゃ混ぜになってる作品ですけど、不意打ちみたいに来るシリアスな過去編で、僕はいつもやられちゃいます。特にアニメ第1期の第7話「優しい世界へ」は、ファンの間で「涙腺崩壊の神回」って呼ばれてるエピソードです。
なんでかっていうと、この回で出てくる「アクロバティックさらさら(アクさら)」の過去があまりにも壮絶で…。それを描いた制作会社「サイエンスSARU」の映像と演出が、もう芸術的だったんですよね。
アニメ7話が「神回」なワケ
アニメ7話が「神回」って言われる一番の理由は、原作からの構成の変更と、アニメオリジナルの描写がとにかく上手かったからだと思います。
原作だと3話(15〜17話)にかけて描かれた話を、アニメではなんと1話にギュッと凝縮。しかも、戦闘シーンは約5分なのに、一番つらい過去編に約10分も時間を使うっていう、思い切った構成なんです。
例えば、アクさらが生前に掃除の仕事をしてるシーン。原作だと男子トイレでモップ掛けしてる1コマなんですけど、アニメだと手前に幸せそうな家族連れをわざわざ描いて、奥の暗い所で働くアクさらとの対比を見せるんです。セリフなんてないのに、彼女のつらさが痛いほど伝わってきて…。
こういうアニメならではの演出と、映画みたいなキレイな作画、それに声優さん(アクさら役の井上喜久子さん、アイラ役の佐倉綾音さん)の迫真の演技が全部合わさって、原作を読んでた人でも「ボロボロに泣いた」っていう、伝説的な回になったんですよね。
アクロバティックさらさらの悲しい過去
アクロバティックさらさら(アクさら)は、もともと人間でした。生前は、バレエが得意なシングルマザーで、一人で娘さんを育てていました。
バイトをいくつも掛け持ちして、お金はなかったけど、娘とのささやかな時間を幸せに過ごしてたんです。でも、その日常が借金取りのせいでめちゃくちゃに…。家を荒らされて、暴力を振るわれて、一番大事な娘さんを連れ去られてしまうんです。
雨の中、必死に車を追いかけるけど力尽きて…。絶望した彼女はビルの屋上から、最期にバレエを舞うように身を投げてしまいます。
怪異になったアクさらは生前の記憶をなくして、「娘に会いたい」っていう未練だけでさまよいます。そんな時に、偶然出会った幼いアイラ(彼女もお母さんを亡くしたばかりでした)に「おかあさん」って間違って呼ばれたことで、アイラを自分の娘だと思い込んで、執着するようになったんです。
物語の最後、アクさらはアイラを助けるために自分の命(オーラ)を全部あげて、自分を犠牲にします。消えていく瞬間に、アイラから「お母さん、愛してる」「忘れない。絶対」って言われて…やっと未練から解放されて成仏していくんです。ここはもう、涙なしには見られません。
漫画とアニメ、どっちで見る?
さっきも言った通り、アニメ7話は原作の構成を結構変えてて、アニメオリジナルのシーンもたくさん足されています。
- 構成: 原作3話分(戦い、過去、成仏)をアニメ1話にぎゅっとまとめてます。
- 演出: アニメはアクさらのつらい過去編に一番時間を割いてます。
- アニオリ: 幸せな家族とアクさらの対比とか、原作の1コマを深く掘り下げて、キャラクターの絶望感をより強く描いています。
原作は龍幸伸先生の迫力ある絵で読むのを止めさせない力がありますし、アニメは映像と音と声の総合力で、また違った感動を与えてくれます。
漫画だと何話にあたるの?
今回紹介した「アクロバティックさらさら」の話は、原作漫画(単行本)の2巻から3巻にかけて読めます。
- 原作第15話「アクさらって呼ぼう」
- 原作第16話「アクさら」
- 原作第17話「優しい世界へ」
この3話が、あのアニメ第7話「優しい世界へ」の元になっています。アニメで感動した人は、ぜひ漫画も読んでみてください。また違った発見があるはずです。
ダンダダンで泣ける感動回ランキング

『ダンダダン』には、アクさらの話以外にも、思わず泣いてしまう感動回がまだまだあります。ここでは、ファンの間で「ここもヤバい」って言われてるエピソードを、僕の独断も入れつつランキング形式で紹介しますね。
みんなが選ぶ感動回ランキング
いろんなファンサイトとかブログを見て回ると、やっぱり「泣けるエピソード」って大体決まってくるんですよね。順位は少しずつ違ったりしますけど、トップ3はほぼこの顔ぶれで固まってます。
- バモラ(とバンガ)
- アクロバティックさらさら(とアイラ)
- 頭間雲児(ズマ)(とベガ)
他にも、敵だった「邪視(ジャシ)」とか、クラスメイトの「佐脇凛(さわきりん)」ちゃんの話も、その背景を知ると「うわぁ…」ってなって、感動したって声が多いですね。
バモラとバンガの「お母さん」
たぶん多くの人が「ダンダダンで一番泣いた」って言うのが、このバモラと、彼女のお母さん代わりだったバンガのエピソードじゃないでしょうか。
バモラは故郷を「クル」っていう敵に襲われて、孤児として戦場で育ちました。そんな彼女を拾って育てたのがバンガです。バモラはバンガのことを「お母さん」って慕うんですけど、バンガは照れくさいのかいつも「お母さんって呼ぶな!」って突っぱねてました。
でも、敵から逃げるための転送装置が、まさかの1人乗り。バンガはバモラを無理やり装置に押し込んで、自分は残ることを選びます。
泣きじゃくるバモラに、バンガも涙をこらえきれずに叫びます。
「お前よぉ、お母さんって言うのやめろって言ってんだろうがよぉ」
「母性が爆発してよお 戦えなくなっちまうだろうが…」
ずっと「お母さん呼び」を拒否してたのが、全部フリになってたんですよね。血が繋がってなくても、こんなに深い愛情があるんだって、号泣必至の名シーンです。
ズマとベガ、親子みたいな絆
第3位は、頭間雲児(ズマ)と、彼を立ち直らせた警官のベガの話です。
ズマは子供の頃に、お父さんが過労死、弟が事故死、そしてお母さんが自分を道連れに心中しようとして失敗(お母さんだけ死亡)っていう、もう壮絶すぎる過去を持ってるんです。施設でもいじめられて、すっかり世の中を憎むようになっちゃいます。
ベガは少年院を出たズマを引き取って、一緒に暮らし始めます。実はベガ自身も、家族を通り魔に殺された過去があって、ズマと同じように世の中を憎んでいました。
似たような傷を持つ二人が、最初はギクシャクしながらも、だんだん信頼関係を築いていって…。まるで本当の親子か、師弟みたいな深い絆が生まれていくんです。ベガがズマの家族のお墓を用意して、二人でお墓参りに行くシーンは、本当にグッときます。
ダンダダンで「泣ける」感動回と神回の理由まとめ
質問(Q):
ダンダダンで一番泣ける「神回」はアニメ何話ですか?
回答(A):
アニメ第1期の第7話「優しい世界へ」が「涙腺崩壊の神回」として最も有名です。敵キャラ「アクロバティックさらさら」の悲劇的な過去と、アイラとの救いの物語が描かれます。
質問(Q):
アニメ7話はなぜ神回と呼ばれるのですか?
回答(A):
原作3話分をアニメ1話に再構成し、特に悲劇的な過去編に尺を割いた構成の見事さや、幸せな家族との対比といったアニオリ描写が、原作以上に感動を増幅させているためです。
質問(Q):
アクロバティックさらさら(アクさら)の過去とは何ですか?
回答(A):
生前はシングルマザーでしたが、借金取りに最愛の娘を連れ去られ、絶望して投身自殺したという壮絶な過去を持っています。
質問(Q):
アクさら編は漫画(単行本)の何巻で読めますか?
回答(A):
原作漫画の単行本2巻~3巻(第15話~第17話)に収録されています。
質問(Q):
アクさら以外で泣けるエピソードはありますか?
回答(A):
多くのファンが「一番泣いた」と挙げる「バモラ」と母親代わり「バンガ」の別れのシーンや、「ズマ」と警官「ベガ」の血の繋がりを超えた絆のエピソードが非常に感動的です。
どうでしたか?『ダンダダン』がただのギャグバトル漫画じゃなくて、すごく深くて悲しいドラマを描いているって、伝わったでしょうか。
アニメ7話のアクさらはもちろん、バモラやズマみたいに、つらい過去を持ったキャラクターたちが誰かと出会って救われていく(時には救われずに別れる)物語は、本当にグッときますよね。
アニメ第2期は2025年7月からスタート予定です!バモラやズマのあの感動エピソードが、サイエンスSARUのすごい作画でどう描かれるのか、今から楽しみで仕方ないですね。
アニメ第1期の感動をもう一回見たい!って人は、NetflixやDMM TVみたいな配信サービスで。そして、原作漫画は「少年ジャンプ+」で読めますが、この「ダンダダンで泣ける」ポイントをぜひebookjapanやコミックシーモアでじっくり読み返してみてください。最後まで読んでくれて、ありがとうございました!
