『ダンダダン』ファンなら誰もが気になる、あの不気味なトンネルの正体…。「もしかして、あのトンネルって実在するの?」なんて考えたこと、一度はあるのではないでしょうか?物語の序盤で強烈なインパクトを残したターボババアとの戦いの舞台であり、すべての始まりの場所とも言えますよね。


この記事では、そんなダンダダンのトンネルのモデルと噂される実在の場所から、そこに潜むターボババアや地縛霊の悲しい正体まで、徹底的に深掘りしていきます。作中の出来事と現実のスポットを照らし合わせながら、物語の世界をより一層楽しむための情報が満載ですよ。これを読めば、あなたも『ダンダダン』の聖地巡礼がしたくなること間違いなしでしょう!
- トンネルのモデルは畑トンネルが有力
- 旧吹上トンネルも元ネタ候補の一つ
- ターボババアは実は心優しい妖怪
- 地縛霊は事件被害者の少女たちの霊
ダンダダンのトンネル、モデルの場所はどこ?
『ダンダダン』には、物語の重要なカギを握る不気味なトンネルが登場します。このトンネル、実はモデルになった場所があるのでは?とファンの間では様々な憶測が飛び交っています。公式に「ここがモデルです」と発表されているわけではありませんが、有力とされる候補地がいくつか存在します。ここでは、その聖地候補について詳しく見ていきましょう。
畑トンネルがダンダダンのトンネルのモデル?
結論から言うと、埼玉県飯能市にある「畑トンネル(はたトンネル)」が最も有力なモデルとされています。
その理由は、作中の舞台である「正能市」が飯能市をモデルにしている可能性が非常に高いからです。緑が生い茂る不気味な雰囲気は、作中のトンネルを彷彿とさせますね。


ただ、作中のトンネルと完全に一致するわけではなく、形状が違うという指摘もあります。これは、聖地巡礼によるトラブルを避けるため、作者の龍幸伸先生が意図的にデザインを変えたのかもしれません。それでも、物語の雰囲気を強く感じさせる場所であることは間違いないでしょう。
ダンダダンに登場するトンネルの元ネタは吹上トンネル?
もう一つの候補として挙げられるのが、東京都と埼玉県の境にある「旧吹上トンネル」です。
こちらは古くから有名な心霊スポットとして知られており、その不気味な雰囲気から「ダンダダンのトンネルの元ネタでは?」と噂されています。Yahoo!知恵袋などでも、この説を支持する声が見られます。
しかし、こちらも公式な情報ではなく、あくまでファンの推測の域を出ません。作中で明確に言及されているわけではないので、参考程度に考えておくのが良いでしょう。いずれにせよ、作品の持つオカルトな雰囲気が、実在の心霊スポットと結びつけて考えられているのは興味深いですね。
ダンダダンの舞台「正能市」のモデルはどこ?
前述の通り、作中の「正能市(しょうのうし)」のモデルは、埼玉県の飯能市(はんのうし)である可能性が非常に高いです。
その根拠はいくつかあります。
- 地名の類似:「正能」と「飯能」、漢字は違えど読みの響きが似ています。
- 作者の出身地:原作者の龍幸伸先生は埼玉県出身です。自身のゆかりのある土地を舞台にするのは、漫画家にとってよくあることですよね。
- 作中の描写:アニメ第2話では、明け方のシーンで「飯能銀座商店街」と思われる風景が登場しています。
これらの点から、物語の主な舞台は飯能市周辺と考えて間違いないでしょう。そのため、トンネルのモデルも同市内にある「畑トンネル」が有力視されているわけです。
ダンダダンのトンネルに潜む妖怪の正体
『ダンダダン』のトンネルが注目される理由は、その不気味な雰囲気だけではありません。そこに巣食う強力な妖怪「ターボババア」と、悲しい過去を持つ地縛霊の存在が、物語に深みを与えています。ここでは、トンネルに潜む怪異たちの正体に迫ります。
ダンダダンに登場するターボババアの正体
トンネルに巣食うのは、近代妖怪「ターボババア」です。
彼女の正体は、都市伝説として語られる「ターボばあちゃん」や「100キロババア」が元ネタ。その名の通り、時速100kmという驚異的な速さで走り、追いついた相手を呪い殺すという恐ろしい妖怪です。


実は、ターボババアは全国各地を巡り、理不尽な死を遂げた少女たちの霊を慰めて回っていました。このトンネルも連続少女殺人事件の現場であり、彼女は地縛霊となった少女たちを守っていたのです。生者を襲うのは、少女たちの眠る神聖な場所を荒らす者への怒りからでした。この背景を知ると、彼女への見方が変わりますよね。ちなみに、声優は『ONE PIECE』のルフィ役で知られる田中真弓さんが務めています。
ターボババアの驚くべき強さ
ターボババアの強さは、作中でもトップクラスです。
時速100kmで走る脚力はもちろん、呪いの力も絶大。霊媒師であるモモの祖母・星子ですら、地縛霊と合体したターボババアの霊気の強さに圧倒され、トンネルに近づくことさえできませんでした。
その強さをまとめると以下のようになります。
- 最高速度100km:どんな悪路でもトップスピードを維持できます。
- 強力な呪い:呪った相手を媒介に、周囲の人間も呪い殺せます。
- 変幻自在な体:トンネルを塞ぐほど巨大化することも可能です。
後にモモたちと和解(?)してからは、その知識と経験で一行をサポートする頼もしい仲間になりますが、敵対していた当初はまさに絶望的な強敵でした。
ダンダダンのトンネルにいた地縛霊の正体
ターボババアと共にトンネルにいた地縛霊。その正体は、過去にこの場所で起きた連続少女殺人事件の被害者たちの霊です。
彼女たちは乱暴され、体をバラバラにされて殺されるという、あまりにも理不尽な死を遂げました。その無念さから成仏できず、地縛霊となってトンネルに留まっていたのです。作中では巨大な蟹の姿で登場し、モモたちに襲いかかります。


当初はターボババアに操られているかのように見えましたが、実際は彼女を慕っていました。ターボババアがモモに捕らえられた際には、「ババアをかえせ!」と叫びながらモモたちに襲いかかったのです。最終的にはモモたちの活躍で解放され、安らかな表情で成仏していきました。このエピソードは、『ダンダダン』が単なるバトル漫画ではなく、悲しい背景を持つ怪異たちの物語でもあることを示しています。
質問(Q):
ダンダダンのトンネルのモデルになった場所はどこですか?
回答(A):
公式発表はありませんが、埼玉県飯能市にある「畑トンネル」が最も有力なモデルとされています。また、有名な心霊スポットである「旧吹上トンネル」も元ネタではないかと噂されています。
質問(Q):
ターボババアはどんな妖怪ですか?
回答(A):
時速100kmで走り相手を呪う強力な近代妖怪です。しかし、理不尽な死を遂げた少女の霊を慰めて回るという、心優しい一面も持ち合わせています。
質問(Q):
トンネルに出てきた蟹のような地縛霊の正体は何ですか?
回答(A):
過去にそのトンネルで起きた連続少女殺人事件の被害者たちの霊が集まった姿です。ターボババアを慕っており、彼女に守られていました。
質問(Q):
物語の舞台「正能市」のモデルは実在しますか?
回答(A):
はい、作者の龍幸伸先生の出身地でもある埼玉県の「飯能市」がモデルになっている可能性が非常に高いです。作中にも飯能市を思わせる風景が登場します。
この記事を通じて、物語の重要な舞台であるあの場所のモデルや、そこに隠された背景についてご理解いただけたでしょうか。ただの心霊スポットではなく、ターボババアの優しさや地縛霊たちの悲しい過去が絡み合う、奥深い場所だということがわかりますよね。こうした背景を知ることで、作品をさらに楽しめること間違いなしですよ!原作漫画やアニメをもう一度見返したくなったのではないでしょうか。
この壮大なオカルティックバトル&青春物語は、U-NEXTやABEMAなどで視聴可能です。ぜひチェックしてみてください。最後までお読みいただき、ありがとうございました!