2007年に放送されたドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」。堀北真希さん、小栗旬さん、生田斗真さんなど、今振り返ると豪華なメンバーが集結していました。この記事をご覧の方の中には『花ざかりの君たちへ』のキャスト全般についてもっと詳しく知りたい方もいらっしゃるでしょう。
その中でも、ひときわ目を引く美少年がいました。そう、岡田将生さんです。
今や日本を代表する実力派俳優の彼ですが、この「イケパラ」こそが、彼のキャリアを大きく飛躍させるきっかけになった作品です。この記事では、「イケパラ」出演当時の岡田将生さんの役柄や魅力について振り返ります。
- 岡田将生の出世作となったのが「イケパラ」
- 17歳という若さで関目京佑役を演じた
- 原作とは違う「ヘタレキャラ」が魅力だった
- 豪華な先輩俳優たちとの共演で大きく成長した
岡田将生のブレイク作!「花ざかりの君たちへ」での輝き
2007年の「イケパラ」は社会現象的な人気を博したドラマです。この作品に、岡田将生さんは「関目京佑(せきめ きょうご)」役で出演していました。現在の事務所公式プロフィールでは主演作が並びますが、この作品は彼のキャリアにおける重要なターニングポイントとなりました。
ブレイクのきっかけとなった「関目京佑」役
「関目京佑」役は、彼のキャリアの転機となりました。このドラマの後、2009年には映画『ホノカアボーイ』とドラマ『オトメン(乙男)』で立て続けに初主演を果たし、一気にスターダムを駆け上がります。
多くの若手俳優の中で埋もれず、視聴者の心に残る演技をしたことが、次の大きなチャンスに繋がりました。彼自身も「この時期の出会いで意識が変わった」と語るほど、大切な作品となったようです。
なんと、当時はまだ17歳!
驚くべきことに、このドラマ出演時の彼の年齢はまだ17歳でした。小栗旬さんや生田斗真さんといった年上の共演者に囲まれ、懸命に演じる姿が印象的でした。
スカウトでデビューしたばかりで演技経験が豊富ではない中での抜擢は、彼が持つポテンシャルの高さを物語っています。
生田斗真が語る、当時の印象
共演していた生田斗真さんは、後年、当時の岡田さんについてこう語っています。
「キレイな顔をした男の子がフラフラ現場にいまして(笑)。まだ“俳優”って感じでもなくて、かわいかったですねぇ…」
この「俳優」になりきる前の危うさや未完成な雰囲気が、逆に関目京佑というキャラクターに見事にハマったのかもしれません。
岡田将生が演じた「ヘタレ役」の魅力とは?
岡田将生さんが演じた関目京佑は、カッコつけない頼りない一面が大きな魅力でした。
原作とは違う「愛すべきヘタレキャラ」
実は原作漫画の関目くんはクールなキャラクターですが、ドラマ版では情報通でお調子者な「ヘタレキャラ」にアレンジされました。
名前を頻繁に間違えられていじられる姿が視聴者から愛され、彼の「残念なイケメン」役の原点は、このドラマにあると言えるでしょう。
金髪パーマで他のイケメンと差別化
30人以上の若手俳優が出演する中で、岡田さんはそのビジュアルでも存在感を示しました。
ドラマの途中から変わった、明るい茶髪の天然パーマ風の髪型は、彼の演じるキャラクターとマッチし、多くの出演者の中でも際立った存在感を与えました。
小栗旬ら豪華キャストとの共演で学んだこと
経験の浅い17歳の彼は、演技力の高い先輩たちに囲まれ、監督から厳しい指導を受けることもあったそうです。
しかし、彼は「できないならできないなりに、みんなのことを見て勉強するしかない」と決意。この素直さと前向きな姿勢で、小栗旬さんや生田斗真さんといった先輩たちから多くのことを吸収し、俳優としての土台を築き上げていきました。
まとめ
今回は「花ざかりの君たちへ」に出演していた頃の岡田将生さんについて振り返りました。
17歳という若さで豪華キャストの中で独自の魅力を発揮し、その後の大ブレイクに繋げた、まさに彼の原点と言える作品です。彼の演じた愛すべきヘタレキャラ「関目京佑」は、今見ても魅力的なキャラクターです。
気になった方は、FOD(フジテレビオンデマンド)などで配信されているので、ぜひチェックしてみてください。また、『花ざかりの君たちへ』の全シリーズを損なく視聴する方法をまとめた記事も参考にしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!



