『陰の実力者になりたくて!』、面白いですよね。僕もすっかりハマってます。
中でも七陰の第六席、ゼータ。普段はクールな隠密担当ですが、ここ最近ファンの間で彼女の動向が大きな波紋を呼んでいます。
それが、まさかの「シャドウガーデンへの裏切り」疑惑です。
「ゼータは本当に敵になったの?」「目的は何?」と、不安に思っている方も多いはず。
結論から言うと、彼女の行動は「裏切り」に見えるけれど、すべてはシャドウ(シド)への歪んだ愛と忠誠心ゆえの暴走なんです。
この記事では、ゼータの「裏切り」騒動の真相から、共犯者である559番(ウィクトーリア)との関係、そして彼女が背負う壮絶な過去までを徹底解説します。
- ゼータの「裏切り」の真相と、その狂気的な目的
- アルファの方針と対立する「ゼータ派」の思想
- 悲劇的な過去「金豹族」の全滅とリリムの記憶
これを読めば、ゼータの行動の意味と、今後の物語の展開がより深く楽しめるようになりますよ。
- ゼータが画策する「魔神復活」と「不老不死」計画
- アルファ(表)とゼータ(裏)の対立構造
- ゼータの悲劇的な過去と正体
- ゼータ&559番の関係性
陰の実力者になりたくて ゼータの裏切り疑惑に迫る
なぜ「裏切り」と言われるのか?
『陰の実力者になりたくて!』において、ゼータが「裏切り者」と噂される最大の理由は、彼女がシャドウガーデンの方針(アルファの意志)に背いて、独断で「魔神ディアボロスの復活」を目論んでいるからです。
隠密担当として世界中を飛び回っているため出番が少なかった彼女ですが、水面下では組織を二分しかねない危険な計画を進めていました。特に原作小説5巻以降、その動きは顕著になっています。
『陰の実力者になりたくて』ゼータ裏切りの真相と目的
真の目的は「シャドウの不老不死」
ゼータは決してシャドウを嫌って裏切ったわけではありません。むしろ逆で、信仰心が強すぎるがゆえの暴走です。
彼女の目的はただ一つ。魔神ディアボロスの完全な力を手に入れ、それをシャドウ(シド)に捧げて「不老不死の神」にすること。
アルファたちは「教団を倒し、歴史の闇を正す」という正攻法を目指していますが、ゼータはそれだけでは不十分だと考えています。「シャドウ様が永遠に世界を支配・管理するべきだ」という過激な思想を持っているのです。
共犯者「559番(ウィクトーリア)」の存在
この計画はゼータ一人ではなく、シャドウ直轄の部下である「559番(ウィクトーリア)」も加担しています。559番もまた、シャドウに対して狂信的な忠誠心を持つ人物。
「たとえアルファ様たちに嫌われようと、世界中を敵に回そうと、シャドウ様のためなら汚れ役を引き受ける」
この覚悟こそが、彼女たちの行動原理であり、組織内での「裏切り」に見える行動の正体なのです。
シャドウへの忠誠心?それとも狂気?
きっかけは、シャドウが誕生日にポロッと言った「永遠の命が欲しい(※いつもの厨二病ムーブ)」という言葉。
これをゼータは「主の真の願い」と重く受け止めてしまいました。自分がすべての罪を被ってでも、主の願いを叶える。その悲壮な決意は、純粋すぎる忠誠心とも、狂気とも取れます。
ちなみに、この件に関してシャドウ本人は「なんかゼータが頑張ってるな」程度にしか思っておらず、深刻な対立には気づいていません(笑)。
『陰の実力者になりたくて』ゼータの基本情報
七陰第六席「天賦」のゼータとは
ゼータはシャドウガーデンの創設メンバー「七陰」の第六席。二つ名は「天賦」です。
『陰の実力者になりたくて』のアニメ公式サイトでも紹介されていますが、座学も武術も見ただけで習得してしまう天才肌です。
主な任務は世界各地での隠密・諜報活動・工作。そのため拠点を留守にしがちですが、組織への貢献度は計り知れません。
ゼータの声優は朝井彩加さん
アニメ版の声優は朝井彩加(あさい あやか)さんです。
クールで低音ボイスな演技と、時折見せる猫っぽい甘え声のギャップが魅力的。ショートアニメ「かげじつ!」でのコミカルな演技も必見です。
アニメ続編となる劇場版『残響編』でも、彼女の暗躍が見られることでしょう。
悲劇の過去:金豹族の姫リリム
全てを奪われた日
ゼータの過去は「七陰」の中でも特に凄惨です。彼女の正体は、獣人の中でも上位種である「金豹族(きんひょうぞく)」の族長の娘、リリムでした。
12歳の頃、彼女は「悪魔憑き」を発症します。通常なら捨てられる運命ですが、両親は部族の掟を破ってでも娘を救おうとしました。
教団による惨劇と復讐の誓い
しかし、その行動がディアボロス教団に漏れ、教団は金豹族の分家をそそのかし、ゼータの父を「異端者」として処刑。一族は内乱状態となり、逃げる最中に弟も殺され、ゼータ以外の家族は皆殺しにされました。
絶望の中で魔力暴走を起こしかけた彼女を救ったのが、シャドウだったのです。
「世界を敵に回しても自分を救おうとした父」と「世界そのものである教団を壊せるシャドウ」。この二つの存在が重なり、彼女はシャドウに絶対的な忠誠(と依存に近い感情)を抱くようになりました。
デルタとの関係性
ちなみに、同じ獣人族のデルタ(犬系)とは犬猿の仲です。
本能で生きるデルタと、理知的ながらも狂気を孕むゼータ。性格も種族も正反対ですが、実力は拮抗しており、デルタを無傷で制圧できる数少ない実力者でもあります。
『陰の実力者になりたくて』ゼータのグッズ情報
人気のアクスタやキーホルダー
ミステリアスな魅力を持つゼータは、グッズ展開も豊富です。特に隠密衣装やアニメOP衣装のデザインが人気。
- BIGアクリルスタンド: 全身が見られる存在感抜群のアイテム。
- ぷちちょこアクリルスタンド: デフォルメされた可愛いゼータ。
- ウッドキーホルダー: 作品の雰囲気に合ったおしゃれなデザイン。
AMNIBUSやCOCOLLABOなどのアニメグッズ専門サイトで取り扱いがありますが、人気キャラのため再販待ちになることも多いです。見つけたら即確保がおすすめですよ。
『陰の実力者になりたくて』ゼータのFAQ
Q.ゼータは本当に裏切ったのですか?
A.シャドウガーデンを脱退したわけではありませんが、組織の方針(アルファの意志)には背いています。しかし、すべては「シャドウのため」という忠誠心による行動です。
Q.ゼータの共犯者は誰ですか?
A.シャドウ直轄の部下である「559番(ウィクトーリア)」です。彼女たちは秘密裏に協力関係にあります。
Q.ゼータは下着を履いていないって本当?
A.ファンの間では有名な話ですが、スライムスーツの構造上や、彼女の隠密性を高めるためか「履いていない」説が濃厚です。
まとめ:ゼータの行動は愛か、裏切りか
ゼータの「裏切り」疑惑の真相、いかがでしたでしょうか。
- ゼータは裏切ったわけではなく、シャドウを「神(不老不死)」にしようとしている
- そのために禁忌である「魔神ディアボロスの復活」を画策中
- アルファたちとは違う、過激な「裏のシャドウガーデン」を作りつつある
彼女の行動は危ういものですが、その根底にあるのは、すべてを失った自分を救ってくれたシャドウへの深すぎる愛と忠誠心です。
原作小説では、このゼータの不穏な動きが物語の大きな鍵となっていきます。アルファと対立する日が来るのか、シャドウはどう動くのか。
まだ詳細を知らない方は、ぜひ原作小説(特に5巻以降)をチェックしてみてください。アニメでは描かれなかった彼女の「闇」の部分に、もっと惹かれるはずですよ。



