『チェンソーマン』、一気に読み終えちゃいましたか。わかります、あの面白さ、止まらないですよね。でも読み終わった後、なんだか心にぽっかり穴が空いたような、あの独特な寂しさ…。もっとあのダークでクレイジーな世界に浸っていたい!って気持ち、すごくよくわかります。
そんなあなたのための記事です。『チェンソーマン』みたいな漫画って、実は結構あるんですよ。この記事を読めば、次に読むべき一冊がきっと見つかるはず。今回は、ただ作品を並べるだけじゃなく、「どこがどう似ていて、どう面白いのか」っていうところまで、しっかりお伝えできればなと思います。
この記事でわかること
- ✔️ 作者・藤本タツキ先生の他の作品
- ✔️ ダークヒーローが好きな人におすすめの漫画
- ✔️ 世界観やグロい描写がクセになる作品
- ✔️ 先の読めない展開がたまらない漫画
チェンソーマンみたいな漫画は作者や世界観で探そう
作者が同じ漫画は必読です
やっぱり一番手っ取り早いのは、作者の藤本タツキ先生の作品を追うことですよね。特に前作にあたる『ファイアパンチ』は、ファンからも「チェンソーマンが好きなら絶対ハマる」と言われている鉄板の一作です。
舞台は雪と飢餓に覆われた世界。主人公は「再生」の祝福を持つ少年アグニ。もうこの設定だけで、普通じゃない感じが伝わってきますよね。復讐から始まる物語なんですが、話が進むにつれてどんどん予想できない方向に行ってしまうんです。この読者を置いてけぼりにするような感覚、まさに藤本タツキ先生の真骨頂だと思います。人によっては「チェンソーマンよりキツい…」って言うくらい壮絶なので、心して読んでみてください。他にも、藤本タツキ先生が描くチェンソーマンみたいな漫画は読み切りも天才的なので、ぜひチェックを。
独特な世界観が似ている漫画
あのゴチャゴチャしてて、退廃的なのにどこかユーモアがある世界観。あれが好きだったなら、『ドロヘドoro』は絶対に読んで損はないです。
魔法で頭をトカゲにされた男が、自分の顔と記憶を取り戻すために戦う話なんですけど、もう世界観が最高なんですよ。グロテスクで暴力的、なのにキャラクターたちが妙に愛嬌があって憎めない。このバランス感覚は『チェンソーマン』に通じるものがあります。作者の藤本タツキ先生もリスペクトを公言しているくらいで、読んでみると「あ、わかる」ってなる瞬間がたくさんあるはずです。
ダークヒーローが活躍する漫画
正義のヒーローとはちょっと違う、悪の力で悪を討つ「ダークヒーロー」って、どうしてこんなに魅力的なんでしょうね。デンジの危うさに惹かれたなら、このジャンルの名作もきっと好きになるはず。
元祖とも言えるのが『デビルマン』。もう伝説的な作品ですね。悪魔の力を手に入れた主人公が、人類のために戦う…と聞くと王道っぽいですが、その内容はとにかく衝撃的。本当に怖いのは悪魔なのか、それとも人間なのかを問いかけてくる強烈な物語です。
もう少し現代の作品だと『東京喰種トーキョーグール』も外せません。普通の大学生だった主人公が、ある日突然、人を喰らう怪人”喰種”になってしまう話。人間と怪物の間で苦悩する姿には、胸が締め付けられます。望まずして人外になってしまった主人公っていう設定が、デンジと重なりますよね。
チェンソーマンみたいな漫画は衝撃的な展開で選ぼう
ジャンプらしくない異色な漫画
「友情・努力・勝利」というジャンプのイメージをいい意味で裏切ってくれたのが『チェンソーマン』でした。もし、あの「ジャンプっぽくない」感じが好きなら、同じ系列の作品にも面白いものがたくさんあります。
その代表格が『呪術廻戦』。もう大人気なので読んでいる人も多いかもしれませんが、これもまた容赦ない展開が続きます。人気キャラでもあっさりいなくなったり、後味が悪い終わり方だったり。キラキラした少年漫画が苦手な人には、むしろ心地いいかもしれません。
Webマンガサイト「少年ジャンプ+」で連載されていた『地獄楽』もおすすめです。死罪人たちが不老不死の仙薬を求めて謎の島で殺し合う…という、設定からしてもうダーク。絵がすごく綺麗なのに、描写はかなりグロテスク。このギャップがたまりません。
鬱展開やグロい描写が魅力の漫画
正直に言いましょう。キャラクターがひどい目に遭う展開や、目を背けたくなるような描写にこそ、カタルシスを感じてしまうことってありますよね…。そんなあなたには、もっとディープな世界をおすすめします。『チェンソーマン』のような作品で衝撃を受けた方は、「魔都精兵のスレイブ」のようなモザイクなし無修正版の漫画がどこで読めるのか気になっているかもしれませんね。
ダークファンタジーの金字塔、『ベルセルク』。巨大な剣を振るうガッツの復讐譚ですが、とにかく壮絶の一言。希望が見えたと思ったら、次の瞬間には絶望のどん底へ叩き落される。でも、だからこそガッツが立ち上がる姿に心を揺さぶられます。
『進撃の巨人』も、絶望感で言えば負けていません。巨人が人を捕食するシーンのインパクトもさることながら、物語が進むにつれて明らかになる世界の真実は、もっと残酷で救いがありません。最後まで読むと、価値観がひっくり返るような体験ができますよ。
予想を裏切る展開が面白い漫画
「次どうなるの!?」っていう、ページをめくる手が止まらないあの感覚。『チェンソーマン』は、まさにその連続でした。同じようなドキドキを味わいたいなら、これらの作品はいかがでしょうか。
『不滅のあなたへ』は、”球”として地上に投げ込まれた存在が、いろんな出会いと別れを通して成長していく物語。ファンタジーなんですけど、描かれるのは命の温かさと残酷さ。泣けるし、考えさせられるし、とにかく感情をぐちゃぐちゃにされます。「すごい漫画」って言葉が一番しっくりくるかもしれません。
もっと気軽に楽しみたいなら『ダンダダン』もいいですよ。幽霊を信じない少年と宇宙人を信じない少女が、オカルトてんこ盛りの事件に巻き込まれていく話。バトル、コメディ、ラブコメ、ホラーが全部ごちゃ混ぜになってて、ジェットコースターみたい。頭を空っぽにして楽しめる、最高のエンタメ作品です。
まとめ:あなたの「次の一冊」は見つかりましたか?
質問(Q);
作者が同じで、チェンソーマンみたいな漫画はありますか?
回答(A);
はい、作者・藤本タツキ先生の前作『ファイアパンチ』が最もおすすめです。ダークな世界観、予測不能な展開、残酷な描写など、多くの共通点を持つ傑作です。この漫画はebookjapanで読むことが出来ます。
質問(Q);
ダークヒーローが出てくる似た漫画はありますか?
回答(A);
元祖とも言える『デビルマン』や、現代の作品では『東京喰種トーキョーグール』が挙げられます。どちらも人ならざる力を得た主人公の苦悩と戦いを描いています。これらの漫画はコミックシーモアで読むことが出来ます。
質問(Q);
混沌とした世界観が似ている漫画はありますか?
回答(A);
『ドロヘドロ』が非常におすすめです。作者もリスペクトしている作品で、退廃的でグロテスクながらもユーモラスな独特の世界観がよく似ています。この漫画はBookLiveで読むことが出来ます。
質問(Q);
ジャンプ作品で似た雰囲気の漫画はありますか?
回答(A);
同じジャンプ系列では『呪術廻戦』や『地獄楽』がおすすめです。従来のジャンプ漫画の王道からは外れた、シビアでダークな作風が特徴的です。これらの漫画はめちゃコミックで読むことが出来ます。
ここまで読んでみて、ピンとくる作品はありましたか?『チェンソーマン』が心に刺さったなら、きっと今回紹介した漫画のどれかも、あなたの心に何かを残してくれるはずです。世の中には、まだまだ私たちの知らない面白い漫画がたくさん眠っています。この記事が、あなたが新しい作品と出会うきっかけになれたなら、すごく嬉しいです。他にもたくさんのチェンソーマンみたいな漫画があるので、ぜひ探してみてくださいね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!