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『忍者と極道』シグマの正体は?元暴走族副総長の悲しき人生アイキャッチ

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『忍者と極道』シグマの正体は?元暴走族副総長の悲しき人生

『忍者と極道』は強烈なキャラが多いですよね。中でも特に謎めいていたのが、元・聖華天の副総長、シグマです。

ぴょん助
ぴょん助
結局、謎の男シグマって何者だったの?

元暴走族「聖華天」の副総長だよ。壮絶な人生だったんだ。
ひっきー
ひっきー

この記事では、そんな『忍者と極道』のシグマ(詩隈殴偉人)にスポットを当て、彼の壮絶な人生から衝撃的な結末、さらには彼を語る上で欠かせない仲間たちとの熱い絆まで、物語の情報を基に徹底的に掘り下げていきます。

この記事を最後まで読めば、シグマというキャラクターが持つ独特の魅力と、彼が生きた時代の熱さをより深く感じられるようになるでしょう。


この記事のポイント

  • シグマの正体と本名
  • 所属した暴走族「聖華天」
  • 彼の壮絶な人生と経歴
  • 戦いと衝撃的な最期

忍者と極道、シグマの正体についにせまる

忍者と極道、シグマの正体についにせまる

その本当のすがたをネタバレ解説

『忍者と極道』に登場する謎の男「シグマ」。その正体は、元暴走族「聖華天(せいかてん)」で副総長を務めていた詩隈殴偉人(しくま ないと)という人物です。左目に刻まれた「Σ」の形の傷が最大の特徴で、佐々木小次郎を思わせる長髪のイケメンとして描かれていますね。

ぴょん助
ぴょん助
え、シグマってそんな名前で暴走族の副総長だったの?

そうなんだ。ここから彼の壮絶な人生を詳しく見ていこう。
ひっきー
ひっきー

ここでは、多くの読者が気になっているであろう、『忍者と極道』のシグマ(詩隈殴偉人)の壮絶な人生と、その衝撃的な最期について、作中の情報を基に詳しく解説していきます。

シグマ(詩隈殴偉人)の経歴と人物像

詩隈殴偉人は、少年時代に親の再婚相手から虐待を受けたつらい過去を持っています。その経験から道を踏み外し、同級生の有羽汰駆(ありは たく /後のα)と共に荒れた日々を送っていました。しかし、兄貴分であった殺島飛露鬼(やじま ひろき)に誘われたことで、彼の人生は大きく変わるのです。

殺島が結成した暴走族「聖華天」に加わり、副総長「Σ(シグマ)」としてその名を知られるようになりました。

ただ、聖華天が忍者によって壊滅させられた後、彼の人生は再び暗転します。一度は極道の世界に入ったものの、「真っ当な道を歩もう」と決意して組を抜け、保険会社に就職しました。ところが、そこは「死んでも働け!」という貼り紙があるほどの超ブラック企業。仕事が全くできず、上司からは陰湿なパワハラを受ける毎日でした。

そんな死んだように生きていたある日、かつての総長・殺島から一本の電話がかかってきます。これをきっかけに、彼は鬱憤を爆発させて上司を殴り倒し、「有難(アザ)っス…オレ会社辞めます」という名言を残して、再び仲間の元へと駆けつけました。

シグマの強さと極道技巧

シグマの武器は日本刀で、その剣術は非常に強力です。彼が使う極道技巧(※個人の得意分野を極めることで使えるようになる必殺技)は、「暴走族流剣術【官憲斬棄】(ポリストラッシュ)」。これは、かつてパトカーを100台斬った(本人の自称ですが)とされるほどの、すさまじい斬撃技です。この技からも、『忍者と極道』の世界におけるシグマの危険性がうかがえるでしょう。

  キャラクタープロフィール
 

   

     

     

   

   

     

     

   

   

     

     

   

   

     

     

   

   

     

     

   

   

     

     

   

 

項目 内容
本名 詩隈 殴偉人(しくま ないと)
通称 Σ(シグマ)
所属 元・暴走師団「聖華天」副総長
極道技巧 暴走族流剣術【官憲斬棄】(ポリストラッシュ)
特徴 左目にΣの傷、長髪

衝撃の最期!シグマの敗北と死

仲間たちと合流し、帝都高速道路での大暴走に参加したシグマ。そこで彼は、『帝都八忍』の一人である覇世川左虎(はせがわ さこ)と対決します。

しかし、これが彼の運命を決定づけました。左虎が武器を持っていないことを見て、「長物持ちの自分が有利だ」と油断して一人で突撃してしまったのです。その結果、左虎の忍術「凍剣執刀」によって左半身を切断され、瀕死の重傷を負ってしまいます

それでもシグマは驚異的な精神力で立ち上がり、なおも左虎に襲いかかりますが、最後は首をはねられ、ついに絶命。死の間際、自分に死に場所を与えてくれた殺島に心の中で感謝の言葉を述べながら、その壮絶な生涯に幕を下ろしました。

忍者と極道の謎、シグマっていったい何者?

忍者と極道の謎、シグマっていったい何者?

ものがたりに現れた謎の存在

前述の通り、『忍者と極道』に登場するシグマの正体は、元暴走族の詩隈殴偉人(しくま ないと)でした。では、彼が副総長まで務めた伝説の暴走族「聖華天(せいかてん)」とは、いったいどのような組織だったのでしょうか。シグマというキャラクターをより深く理解するために、彼が身を置いた環境と、固い絆で結ばれた仲間たちについて見ていきましょう。

伝説の暴走族「聖華天」とは?

「聖華天」は、90年代に「暴走族神(ゾクガミ)」の異名を持つ殺島飛露鬼(やじま ひろき)が創設した暴走族です。  もともとは単なる走り屋の集まりでしたが、殺島の圧倒的なカリスマ(※多くの人を惹きつける特別な魅力)によって、全盛期には日本最大の10万人ものメンバーを抱える巨大組織へと成長しました。 

しかし、その活動は非常に過激。ただバイクで走るだけでなく、警察の目をそらすために近隣に放火したり、邪魔するパトカーを刀で攻撃したりと、もはや「暴走族を通り越してカルト教団と化していた」とまで言われるほどでした。 

この過激さゆえに、当時復活したばかりの忍者たちによって粛清され、メンバーの半数(5万人)が殺されるという「半殺し」にあい、一度解散に追い込まれています。 

ぴょん助
ぴょん助
聖華天ってヤバい組織だな。シグマ以外にも幹部はいたの?

もちろんだよ。特に重要なのがα(アルファ)とΩ(オメガ)さ。
ひっきー
ひっきー

シグマと共に戦った「聖華天」の幹部たち

シグマが副総長を務めた聖華天には、彼以外にも強力な幹部がいました。特に中心となったのが、シグマを含めた以下の3人です。彼らの存在が、『忍者と極道』の物語に大きな深みを与えているでしょう。

 

   

     

     

     

     

   

   

     

     

     

     

   

   

     

     

     

     

   

   

     

     

     

     

   

 

通称 名前 役職 解散後の状況
α(アルファ) 有羽 汰駆(ありは たく) 副総長 投資詐欺にあい、家庭も崩壊。自殺寸前まで追い詰められていた。
Σ(シグマ) 詩隈 殴偉人(しくま ないと) 副総長 ブラック企業でパワハラを受け、死んだように生きていた。
Ω(オメガ) 逢魔賀 広偉(おうまが ひろい) 特攻隊長 野球未経験からメジャーリーガーに。国民栄誉賞候補になるも、成功に虚しさを感じていた。

このように、シグマをはじめとする幹部たちは、一度は社会に出てそれぞれの人生を歩もうとしました。しかし、誰もが社会に馴染めず、心に虚しさを抱えていたのです。だからこそ、元総長・殺島からの「もう一度、あの頃の“暴走(ユメ)”の続きを見せてやりたい」という招集に、すべてを捨てて応じました。 

この再集結のシーンは非常に有名で、「“幻想(ユメ)”じゃねえよな…!?」というセリフは、懐かしい作品の復活を喜ぶ際のインターネット・ミーム(※ネットで流行する面白い画像や言葉)として、今でも広く使われています。 

『忍者と極道』シグマの正体は?元暴走族副総長の悲しき人生:まとめ

Q&Aでまとめますね。

質問(Q);シグマの正体は結局誰だったの?

回答(A);元暴走族「聖華天」の副総長、詩隈殴偉人(しくま ないと)という人物です。

質問(Q);彼はどんな人生を送ってきたの?

回答(A);つらい過去を背負い社会に馴染めず、苦悩の多い人生を送っていました。

質問(Q);所属していた「聖華天」ってどんなチーム?

回答(A);最盛期は10万人を超えた、伝説的でとても過激な巨大暴走族です。

質問(Q);物語での最期はどうなったの?

回答(A);忍者の覇世川左虎に油断して敗れ、首をはねられ壮絶な最期を迎えました。

この記事では、謎多き登場人物、詩隈殴偉人の正体から、彼が駆け抜けた壮絶な人生と衝撃の最期までを解説しました。仲間との絆のために戦い、不器用ながらも真っ直ぐに生きた彼の生き様は、とても印象的でしたよね。

彼の物語に心を動かされた方は、ぜひ原作でその熱量に触れてみるのが一番ですよ。この強烈な魅力を持つ物語は、講談社の「コミックDAYS」で読むことができます。ぜひこの機会に、物語の世界に深く飛び込んでみてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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