女子柔道の48kg級で活躍する角田夏実選手。
世界選手権3連覇という輝かしい戦績を持つ彼女ですが、実は高校時代は全国大会で優勝経験がない「遅咲きの選手」でした。
挫折を味わいながらも、持ち前の負けん気の強さとたゆまぬ努力で、世界女王の座を射止めたのです。
彼女の高校時代から現在までの道のりには、様々なエピソードや苦労、そしてそれを乗り越える強さがありました。
今回は、角田選手の柔道人生を紐解き、高校時代から栄光への道のりを辿ります。
オリンピックという夢の舞台に立つまでに、彼女がどのような経験をしてきたのか、その軌跡を辿ることで、きっとあなたも勇気と希望をもらえるはずです。
この記事のポイント
角田夏実の高校時代
柔道に打ち込んだ八千代高校時代
角田選手は、中学時代に柔道の強豪校である八千代高校への進学を決めました。
しかし、高校での練習は中学時代とは比べ物にならないほど厳しく、朝練から始まり、授業後も夜まで練習漬けの日々だったそうです。
学校には様々な場所で練習できる環境が整っており、現役大学生と練習できる機会も豊富にありました。
角田選手は、この恵まれた環境が自身の成長に大きく繋がったと振り返っています。
世界女王・角田夏実の柔道人生
高校時代の戦績と挫折
高校2年生の時、角田選手はインターハイで3位入賞という結果を残しました。
しかし、その後は思うような結果が出せず、柔道を辞めたいと考えることもあったそうです。
「インターハイで3位になったものの、それ以降は結果が出せず、柔道を辞めたいと思ったこともありました。
ケーキ屋さんになるために専門学校へ進学することも考えました。
」と角田選手は当時を振り返っています。
しかし、高校の恩師である石渡正明監督の励ましもあり、角田選手は柔道を続けることを決意。
この決断が、後の世界女王へと繋がる大きな転機となりました。
学歴と遅咲きの柔道家
角田選手は、高校卒業後に東京学芸大学へ進学しました。
東京学芸大学は教員養成大学として知られていますが、角田選手は教育学部教育学科生涯スポーツ専攻で学び、柔道に打ち込みました。
角田選手は、他の多くの柔道選手と異なり、中学・高校時代には全国大会で優勝経験がありませんでした。
そのため、「遅咲きの柔道家」と呼ばれています。
しかし、大学進学後、持ち前の負けん気の強さと努力で才能を開花させ、着実に実力を積み上げていきました。
角田夏実の高校時代から世界女王へ：挫折と栄光の柔道人生：まとめ
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