石田彰がコナンで演じる白馬探と犯人役の秘密！声優変更の謎や有名キャラ一覧

「名探偵コナンに出てくる石田彰さんのキャラって、白馬探だけだっけ？」
「昔の放送で、石田彰さんが犯人役をやってたって本当？」

そんな疑問をお持ちの方へ。

『機動戦士ガンダムSEED』のアスラン・ザラ役や『新世紀エヴァンゲリオン』の渚カヲル役で知られる超人気声優・石田彰（いしだ あきら）さん。

実は『名探偵コナン』において、人気キャラクター・白馬探（はくば さぐる）以外にも、重要な役どころで出演していることをご存知でしょうか？中には、ファンでも見逃しがちな「意外な犯人役」も存在します。

この記事では、石田彰さんが『名探偵コナン』で演じた全キャラクターと出演回（アニメ・映画）を完全網羅して解説します。

これを読めば、石田ボイスが堪能できる神回を迷わずチェックできるようになりますよ！

【結論】石田彰が名探偵コナンで演じたキャラクターは3人いる

結論から言うと、石田彰さんはコナン作品内で主に3人のキャラクターを演じ分けています。

• 白馬 探（はくば さぐる）：キザな高校生探偵（メイン）
• 籏本 一郎（はたもと いちろう）：初期の豪華客船事件の登場人物
• 綿引 勝史（わたびき かつし）：2時間スペシャルに登場した人物

それぞれのキャラクターの特徴と、石田さんの演技の見どころを詳しく見ていきましょう。

1. 白馬探（はくば さぐる）：キザで華麗なライバル探偵

石田彰さんが演じるコナンキャラといえば、やはりこの人、白馬探です。
もともとは『まじっく快斗』の登場人物ですが、コナン本編にも「ゲスト主役」級の扱いで登場します。

キャラクターの特徴と演技

警視総監の息子であり、ロンドン帰りの高校生探偵。「時間は金なり（Time is money）」が口癖で、常に懐中時計で時間を秒単位まで計測するキザな性格です。

石田彰さんの「知的で、少し鼻につくけれど憎めない、透明感のある声」が、白馬探のキャラクターに完璧にハマっています。服部平次との掛け合いでは、平次の熱血漢ぶりと白馬のクールさの対比が際立ちます。

劇場版『探偵たちの鎮魂歌』での活躍

記念すべき映画第10作『探偵たちの鎮魂歌（レクイエム）』では、コナン、平次と共に捜査をするメインキャラクターとして登場。
ただし、この映画の白馬探には「ある秘密」が隠されており、石田さんの演技の「含み」にも注目です。

2. 籏本一郎（はたもと いちろう）：初期の意外な配役

コアなファン以外にはあまり知られていないのが、アニメ初期に登場した籏本一郎という役です。

• 登場回：第22話・23話「豪華客船連続殺人事件」
• 役柄：籏本家の孫で、絵を描くことが好きな大人しい青年。

若き日の石田ボイスが聴ける貴重な回

放送は1996年。石田さんがブレイクする前夜とも言える時期の演技です。
白馬探のような自信満々なトーンとは全く違う、「気弱で繊細、守ってあげたくなるような青年」の声色は必聴。その後の展開で見せる演技のギャップは、まさに石田彰さんの真骨頂と言えるでしょう。

3. 綿引勝史（わたびき かつし）：白馬探と同じ回に登場！？

これが最もマニアック、かつ混乱しやすいポイントです。
実は、2時間スペシャルである第479話「服部平次との3日間」において、石田彰さんは「白馬探」と「綿引勝史」の2役でクレジットされています。

• 登場回：第479話「服部平次との3日間」
• 役柄：事件に関わる重要な人物。

「同じ回で2役」の凄まじさ

通常、メイン級のキャラ（白馬）が出ている回で、同じ声優さんが別役（綿引）を演じることは稀です。
しかし、この回ではあえて石田さんがキャスティングされています。これにはストーリー上のミスリードや演出的な意図が含まれていることも多く、視聴者を「声」で惑わせる高度なテクニックが使われています。

同じエピソード内で、「キザな探偵」と「影のある青年」を聞き比べることができる、ファンにとってはたまらない神回です。

【保存版】石田彰の名探偵コナン出演回リスト

石田彰さんの声を堪能できるエピソードを一覧にまとめました。
動画配信サービスなどで検索する際にご活用ください。

まとめ：石田彰ファンなら初期の「籏本一郎」は必見！

「石田彰＝白馬探」というイメージが強いですが、実は放送初期から『名探偵コナン』の世界に関わっていたことがわかります。

特に第22・23話の「籏本一郎」役は、現在の石田さんの演技の原点とも言える繊細な演技が光っています。まだ見ていない方は、ぜひチェックしてみてください。

白馬探のキザなセリフに酔いしれるもよし、犯人役の狂気的な演技にゾクゾクするもよし。コナンにおける石田彰ワールドを楽しみ尽くしましょう！