「天使の声」と称される大人気声優の花澤香菜さん。しかし、検索窓に彼女の名前を入れると「私服」「ランボー」という、ちょっと不穏で謎めいたワードが出てくることに驚いた方も多いのではないでしょうか。
「え、あの清楚な花澤さんがランボー? 戦うの?」
なんて思っちゃいますよね。実はこれ、あるアニメでの「魂の叫び」がきっかけで生まれた伝説なんです。
今回は、なぜ彼女がそんなあだ名で呼ばれるようになったのか、その面白すぎる元ネタと真相を、ファン目線でゆるっと解説していきます。
この記事のポイント
- 元ネタはアニメ『ポプテピピック』のワンシーン
- 「私服がダサい」というネットの声を逆手に取ったアドリブ
- 実際の愛用ブランドは個性的でオシャレな高級品
あだ名の由来は衝撃のアドリブから
結論から言うと、このあだ名のきっかけは2019年のエイプリルフールに放送されたアニメ『ポプテピピック TVスペシャル』です。
この作品、声優さんが毎回変わることで有名なんですが、第13話(朱雀ver.)を担当したのが花澤香菜さんと戸松遥さんのコンビでした。
伝説のシーンはあのアニメから
劇中で、映画『ランボー』の有名な「何も終わっちゃいないんだ!」というシーンのパロディがあるんです。普通なら原作に寄せたセリフを言うところなんですが、ここで事件は起きました。
なんと花澤さん、台本(おそらく)を無視して、自身のファッションセンスに対する世間の評価への怒りをぶちまけ始めたんです。
セリフが魂の叫びすぎる
その時のセリフが本当に面白すぎて、ネット上が騒然となりました。ざっくり言うとこんな感じです。
「自分の金で買った好きな服をディスられている!」
「SNS上ではクソダサいだのみんな好き放題言いやがる!」
「少なくともファッション誌には載っていた服だぞ!?」
この「ファッション誌には載っていた服だぞ」という必死の訴えが、見事にファンのツボに入り、私服いじりをランボーのパロディで返した伝説の回として語り継がれることになったわけです。
本当にセンスが独特なのか?
でも、そもそもなんでそんなに「ダサい」なんて言われてしまったんでしょうか?
ご本人の名誉のために言っておくと、決して「安っぽい」わけではないんです。
「永谷園」と呼ばれる理由
ファンの間で特に有名なのが、緑と赤と黄色のストライプが入ったセットアップ。この配色が、あのお茶づけ海苔のパッケージにそっくりだったことから「永谷園」なんて愛称(?)がついちゃいました。
確かに一度そう言われると、もうそれにしか見えなくなってくるのが不思議です。
実はハイブランドという衝撃
「ダサい」といじられがちですが、実は彼女が着ているのは「MUVEIL(ミュベール)」などのハイブランド。トップスだけで数万円することもザラにある高級品なんです。
つまり、ダサいのではなく「ハイセンスすぎて一般人の理解が追いついていない」というのが正解かもしれません。個性的で我が道を行くスタイル、私はむしろ好きですよ。
見逃した人はここでチェック
「文字だけじゃなくて、実際の映像でそのキレ芸を見たい!」という方もいますよね。
神回を見るならここ
この伝説の回は、動画配信サービスなどで視聴可能です。『ポプテピピック TVスペシャル』の第13話(朱雀ver.)を探してみてください。
dアニメストアやU-NEXTなどで配信されていることが多いですが、時期によって変わるので要チェックです。ニコニコ動画なら、当時の弾幕コメントと一緒に盛り上がれるのでおすすめですよ。
まとめ
花澤香菜さんが「私服ランボー」と呼ばれる理由は、ネットの声をネタにした全力のアドリブ演技が最高すぎたからでした。
自分のウィークポイントさえも笑いに変えてしまう、その度量の広さと演技力。これを知れば、ますます彼女のことが好きになっちゃいますよね。
まだ見ていない方は、ぜひその「魂の叫び」を映像で確認してみてください。きっと腹筋崩壊すること間違いなしです!
