葵わかなも出演！「赤い霊柩車」シリーズの魅力を徹底解説

2023年3月、ついに最終回を迎えた長寿ミステリードラマをご存じでしょうか？葵わかなさんも出演した、あの大人気シリーズです。

今回は、30年以上にわたりお茶の間を魅了し続けたドラマの魅力を、作品概要からキャスト、人気のエピソード、さらには京都の美しいロケ地まで、余すところなくご紹介します。

シリーズを振り返りたい方も、初めて知った方も、どうぞお楽しみに。

この記事のポイント

「赤い霊柩車」シリーズの概要

「赤い霊柩車」シリーズの魅力

「赤い霊柩車」シリーズの人気エピソード

葵わかなの出演作

葵わかなも出演！「赤い霊柩車」シリーズとは？

30年の歴史に幕を閉じた大人気シリーズ

「赤い霊柩車」シリーズは、1992年から2023年までフジテレビ系で放送された2時間ドラマシリーズです。

なんと30年以上にわたり、お茶の間を魅了し続けた大人気シリーズでした。

2023年3月17日に放送された第39作「放送開始30周年記念山村美紗サスペンス赤い霊柩車 39 FINAL ～弔の京人形～」をもって、惜しまれつつもその歴史に幕を閉じました。

長寿シリーズを支えた魅力的なキャスト陣

「赤い霊柩車」シリーズの人気を支えたのは、個性豊かなキャラクターたちです。

葬儀社の社長・石原明子を演じた片平なぎさを筆頭に、明子の婚約者である黒沢春彦役の神田正輝、京都府警捜査一課の狩矢警部役の若林豪など、おなじみのメンバーが長年にわたり出演し続けました。

特に、片平なぎさと神田正輝のコンビは、まるで「サザエさん」のように変わらない安心感を与え、多くのファンを魅了しました。

また、石原葬儀社のユニークな社員たち、秋山隆男役の大村崑や内田良恵役の山村紅葉らのコミカルなやり取りも、シリアスな事件との対比を生み出し、ドラマに彩りを添えました。

山村美紗作品を原作としたミステリードラマ

「赤い霊柩車」シリーズは、推理作家・山村美紗の小説「葬儀屋社長石原明子シリーズ」を原作としています。

葬儀社の社長である石原明子が、毎回起こる不可解な事件の謎を解き明かしていくという、一風変わった設定が魅力です。

京都を舞台に、人間の愛憎や欲望が絡み合う複雑な事件を、明子の鋭い洞察力と推理力で解決していくストーリーは、多くの視聴者を惹きつけました。

原作の持つミステリー要素に加え、ドラマオリジナルの展開や人間ドラマも盛り込まれ、長年にわたって愛されるシリーズとなりました。

印象的なオープニングとロケ地

「赤い霊柩車」シリーズといえば、着物姿の片平なぎさが化野念仏寺の西院の河原に佇む印象的なオープニングが特徴です。

このシーンは、京都の美しい風景と相まって、ドラマの世界観を象徴する名場面として多くの視聴者の記憶に残っています。

また、京都を舞台にした作品ならではの美しいロケーションも魅力の一つ。

京都の街並みや寺院など、観光名所としても有名な場所が数多く登場し、まるで京都を旅しているかのような気分を味わえます。

「赤い霊柩車」シリーズをもっと深く知る

気になる最終回や人気のエピソード

シリーズ最終回となった第39作「弔いの京人形」では、京都の人形師一家を襲う悲劇が描かれました。

30年以上にわたるシリーズの集大成として、明子と春彦の関係にも決着がつき、多くのファンが感動の涙を流しました。

また、人気エピソードとしては、第7作「双子の棺」や第13作「函館立待岬喪服の花嫁」などが挙げられます。

双子の姉妹の愛憎を描いた「双子の棺」や、函館を舞台に悲しい事件の真相に迫る「函館立待岬喪服の花嫁」など、それぞれ異なる魅力を持つエピソードが多数存在します。

気になる主題歌や関連商品

「赤い霊柩車」シリーズには、残念ながら主題歌はありません。

しかし、劇中で使用される音楽は、作品の世界観を盛り上げる重要な要素となっています。

関連商品としては、DVD-BOXや書籍などが販売されています。

DVD-BOXには、各シリーズのエピソードが収録されており、ファンにとっては見逃せないアイテムです。

また、原作小説やドラマのノベライズ版も出版されており、ドラマとはまた違った楽しみ方ができます。

葵わかなが出演した「赤い霊柩車31 追憶の彼岸花」

葵わかなは、第31作「追憶の彼岸花」に、母親の帰りを待つ少女・岡田鈴子役でゲスト出演しました。

葵わかなの繊細な演技と、母と娘の愛憎を描いたストーリーが感動を呼び、シリーズの中でも人気の高いエピソードの一つとなっています。

惜しまれつつこの世を去った名女優・江波杏子

「赤い霊柩車」シリーズには、数多くの豪華ゲストが出演してきましたが、中でも江波杏子は、第37作「猫を抱いた死体」が遺作となりました。

日本映画界を代表する名女優の最後の演技は、多くのファンに深い感銘を与えました。