石田彰のレグルス構文(セリフ)が圧巻!能力の弱点と死亡理由、歌わない謎まで。アイキャッチ

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石田彰のレグルス構文(セリフ)が圧巻!能力の弱点と死亡理由、歌わない謎まで。

『リゼロ』を観ていて、「この早口の長文キャラ、ヤバいな…」と思ったら、やっぱり声優は石田彰さんだった!なんて経験ありませんか?

そう、魔女教大罪司教『強欲』担当のレグルス・コルニアス。彼の「あのさぁ」から始まる独特のセリフ回しは、通称「レグルス構文」と呼ばれていて、石田彰さんの演技力の見せ所として大きな話題になっていますよね。

なんちゃん
なんちゃん
レグルスのセリフ、本当に中身がないのに圧だけすごいよね(笑)

石田彰さんの演技だからこそ、あの「小物感」と「狂気」が際立つんだよ。
かいくん
かいくん

でも、「レグルスって結局、強いの?弱いの?」「なんであんなに長文で話すの?」といった疑問や、声優の石田彰さん自身に関する「なぜキャラソンを歌わないの?」といった長年の謎まで、気になることはたくさんあると思います。

この記事では、「石田彰 レグルス」という最高の組み合わせについて、キャラクターの能力や弱点、あの「レグルス構文」の秘密、そして石田彰さんのプロ意識の高さまで、ゆるっと解説していきますよ!

この記事のポイント

  • レグルス構文(長文セリフ)の正体
  • 石田彰の圧巻の演技力
  • レグルスの能力と衝撃の弱点
  • 石田彰がキャラソンを歌わない理由

石田彰の妙技!「レグルス構文」とは?

石田彰の妙技!「レグルス構文」とは?

「あのさぁ」で始まる早口の長文セリフ

『Re:ゼロから始める異世界生活』(リゼロ)に登場するレグルス・コルニアス。彼の最大の特徴と言えば、何と言っても「あのさぁ」から始まる、異常なまでの長文セリフなんですよね。

これはファンの間で「レグルス構文」と呼ばれています。彼は魔女教大罪司教の『強欲』担当ですが、自称「無欲で平和主義者」なんです。

しかし、その実態は恐ろしく利己的。自分の意に沿わないことがあると、「僕の権利が侵害された」という理屈で、相手を罵倒する長文の演説を一方的にまくし立てるわけです。声優・石田彰さんの圧巻の演技力で、あの早口かつ中身のない屁理屈が、聞いている側の不快感を煽る見事なキャラクター性として確立されました。

なんちゃん
なんちゃん
あの長文セリフ、本当にすごい…。石田彰さんじゃなきゃ無理じゃない?

まさに職人芸だね。石田彰さんの演技力で、レグルスの異常な自己愛と小物感が完璧に表現されてるよ。
かいくん
かいくん

レグルス構文のコピペ用具体例

レグルス構文の雰囲気を味わうために、有名なセリフの一部を紹介しますね。アニメで石田彰さんの声で聞くと、さらに迫力満点です。

「君さあ、礼儀ってものがわかってないんじゃないの? 僕はさ、最初に名乗ったと思うんだよね。どうして名乗ったかっていうと、それが人間関係を始める上で一番大事なことだから。(中略)そういった心遣いの一つもしないで当たり前みたいに相手の優しさに甘えるのって、ちょっと違くない? というより、それはもはや失礼に値するよね。(中略)他者の権利の侵害だ。無欲で理性的な僕に対する、僕の権利の侵害だ。」

このセリフ、相手が名乗りにすぐ応じなかったというだけで発せられたもの。石田彰さんはこの中身のない長文を、息継ぎも怪しいほどのスピードと独特の抑揚で演じきっており、まさに「石田ボイス」の真骨頂と言えるんじゃないでしょうか。

なぜレグルスは長文を話すのか?その性格

レグルスが長文を話す理由は、彼の極端な自己愛と被害妄想にあります。彼は自分を「満たされた存在」「個として完結している」と主張しますが、実際は他人の評価を極端に気にする、ある意味とても繊細(?)な心の持ち主。

自分の意に沿わない些細な出来事(例えば目が合った、反論されたなど)を、すべて「自分の権利の侵害」と捉えてしまうんです。

そして、その「権利侵害」に対して、自分がいかに正しく、相手がいかに間違っているかを証明するために、屁理屈を並べ立てた長文演説を始めます。石田彰さんの演技は、この「自分は被害者だ」と本気で信じ込んでいる狂気性を見事に表現しています。

石田彰が演じるレグルス・コルニアスの基本情報

石田彰が演じるレグルス・コルニアスの基本情報

『リゼロ』の「強欲」担当レグルスはどんなキャラ?

レグルス・コルニアスは、作中最強の敵組織「魔女教大罪司教」の一人で、『強欲』を担当しています。白い髪と白い服が特徴的な青年ですが、その内面は「作中一のクズ」と原作者に言わしめるほど。

自らを「平和主義者」と称しながら、自分の「権利」を侵害した(と思い込んだ)相手を、その圧倒的な能力で躊躇なく殺害します。石田彰さんは、この一見穏やかそうに見える外見と、内面の狂気的なギャップを巧みに演じ分けているんですよね。

レグルスの権能(能力):「獅子の心臓」

レグルスの能力は、彼を「無敵」たらしめる非常に強力なものです。

  • 権能名:獅子の心臓(ししのしんぞう)
  • 能力: 自身や触れたものの時間を停止させることができます。
  • 効果: この能力を使っている間、レグルスはあらゆる物理法則から隔絶され、一切の攻撃が通じない「絶対不変」の状態になります。ラインハルトの斬撃すら通じません。
  • 攻撃: 砂利や空気を止めて投げるだけで、あらゆるものを貫通する最強の武器と化します。

ただし、この権能には「行使中は自分の心臓も止まってしまう」という重大な欠点があり、本来は5秒程度しか使えなかったりします。

レグルスの権能の弱点と「小さな王」

レグルスが「獅子の心臓」を永続的に使い、「無敵」でいられるのにはカラクリがあります。それがもう一つの権能「小さな王」です。

  • 権能名:小さな王(コル・レオニス)
  • 能力: 他者(主に彼の「妻」たち)の心臓に、自分の「擬似心臓」を寄生させることができます。
  • 効果: 妻たちの心臓が動いている限り、レグルス本体の心臓が止まっていても活動できる、という仕組みです。

つまり、レグルスの弱点は、「小さな王」を寄生させている妻たち全員の心臓を同時に止めること。これに気づかない限り、レグルスを倒すことは不可能だったんですね。

なんちゃん
なんちゃん
無敵に見えて、他人に依存してる能力だったんだね。

そう。だから彼は自分の「妻」たちを常に引き連れていたんだ。石田彰さんの小物感ある演技は、この能力の性質にも合ってるよね。
かいくん
かいくん

石田彰とレグルス:キャラクターの深掘り

レグルスの最後は?(死亡シーン解説)

レグルスは、プリステラ攻防戦において、スバル、エミリア、ラインハルトと対決しました。

スバルがレグルスの権能のカラクリ(=妻たちとの繋がり)を見抜き、エミリアが機転を利かせて妻たち全員を氷漬けにして「仮死状態(心肺停止)」にさせたことで、「小さな王」は無力化されました。

「無敵」の能力を失ったレグルスは、最強の「剣聖」ラインハルトの攻撃をまともに受け、なすすべもなく敗北。最後は水門の地下で、権能が使えない(5秒しかもたない)状態で水に沈められ、心停止か溺死かを選べないまま、世界への怨嗟を叫びながら死亡しました。

レグルスは「最弱」なの?強さの評価

権能込みであれば、レグルスは間違いなく作中最強クラスです。原作者も「大罪司教の中では間違いなく最強」と明言しています。

しかし、権能が破られた場合、レグルス本人の戦闘能力は「素人そのもの」で、むしろ最弱レベルです。

  • 最強である理由: 「獅子の心臓」による絶対的な防御力と攻撃力。
  • 最弱と呼ばれる理由: 権能に頼りきりで、本人の身体能力や戦闘技術は非常に低い。精神的にも打たれ弱く、煽り耐性も皆無。

つまり、石田彰さんが演じるあの「小物感」は、彼の本質的な弱さの表れだった、というわけですね。

レグルスの妻たちのその後はどうなった?

レグルスを倒すために、エミリアによって仮死状態にされた53人の妻たちですが、彼女たちは無事に生存しています。

レグルスが死亡した後、彼女たちを仮死状態にしていた氷は解かれ、解放されました。長年レグルスに囚われ、感情を殺すことを強制されていましたが、戦いの後、感情を取り戻していく様子が描かれています。

特に妻の一人である184番(シルフィ)は、アニメ第63話(3期13話)の予告で、レグルスへの積年の恨みを愚痴るなど、人間らしさを取り戻していました。

石田彰とレグルスに関する核心

石田彰がキャラソンを歌わない理由

石田彰さんがキャラクターソングを歌わないことは、ファンの間では非常に有名な話ですよね。レグルスももちろん歌っていません。

その理由は、石田彰さん自身が「歌が上手くないから」と公言しているため、みたいです。

「人が聞くに耐えられるレベルかどうかという問題」「自分も恥ずかしくて聴いていられない」

と語っており、プロとしてのこだわりから歌の仕事を断っているようです。
また、「なんでもかんでも歌えばいいってもんじゃない」と、当時の声優業界の風潮に言及したこともあります。

ただし、例外的に『銀魂』の桂小太郎役でB'zの曲をワンフレーズだけ披露したことがあり、非常に貴重なシーンとなっています(笑)

なんちゃん
なんちゃん
歌わない理由、プロ意識の高さだったんだ…。

そうだね。だからこそ『最遊記』では歌の代わりに「語り」で参加するなど、別の形でキャラクターを表現しているんだよ。
かいくん
かいくん

石田彰の演技がレグルスの魅力を引き立てる

レグルスというキャラクターは、原作者から「リゼロに登場する中で最も小物なキャラ」「作中一のクズ」と評されています。

この「小物感」と「クズさ」、そして「異常な自己愛」を完璧に表現できたのは、まさに石田彰さんの演技力があったからこそだと思います。

石田彰さんは、ミステリアスな美少年(『エヴァンゲリオン』渚カヲル)から、狂気的な敵役(『鬼滅の刃』猗窩座)まで、非常にクセの強い役柄に定評があります。

レグルスの場合、あの早口の長文セリフ(レグルス構文)を、聞いている側に「不快感」と「滑稽さ」を同時に感じさせるという離れ業をやってのけています。石田彰さんの演技がなければ、レグルスはただの「無敵でつまらない敵」になっていたかもしれません。

アクションガイド:石田彰のレグルスを体験しよう

アニメ『リゼロ』で石田彰の演技を見る方法

石田彰さんが演じるレグルス・コルニアスの狂気と小物感、そして圧巻の「レグルス構文」を体験するなら、アニメが一番です!

  • プランA:『Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season』
    • 内容: 第1話(通算26話)で衝撃の初登場を果たします。まずはここで石田彰ボイスのレグルスに触れてみてください。
    • おすすめな人: まずは手軽にレグルスの登場シーンだけ確認したい人。
  • プランB:『Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season』
    • 内容: レグルスが本格的に登場し、戦闘や「レグルス構文」を存分に披露するのが3期です。特に第53話以降、エミリアとの対峙やラインハルトとの「最強 vs 無敵」の戦いは必見ですよ。
    • おすすめな人: 石田彰さんの「レグルス構文」をたっぷり浴びたい人。

アニメ『リゼロ』シリーズは、U-NEXTdアニメストアなどの動画配信サービスで視聴可能です。特にU-NEXTは無料トライアル期間もあるので、まだ見ていない方はぜひチェックしてみてください。

原作小説でレグルス構文を読む方法

アニメの長文セリフもすごいですけど、原作小説の「レグルス構文」はさらにすさまじい文字量だったりします。

  • プランC:原作小説(ライトノベル)
    • 内容: レグルスが本格的に登場するのは原作14巻からです。小説で読むと、アニメでカットされた(あるいはテンポよく処理された)レグルスの屁理屈が、文字通りページを埋め尽くす勢いで書かれており、その「中身のなさ」と「執拗さ」をより深く味わえます。
    • おすすめな人: 石田彰さんの声を脳内再生しながら、レグルス構文の真髄を文字でじっくり楽しみたい人。

原作小説は、コミックシーモアKindleなどの電子書籍ストアでも購入できますよ。

石田彰とレグルスに関するFAQ

Q.レグルスの長文セリフ(レグルス構文)はアニメ何期何話?

A.レグルスはアニメ2期第1話(通算26話)で初登場し、その片鱗を見せます。本格的に長文セリフを披露し、石田彰さんの演技が爆発するのは3期第53話(3期3話)以降、特にプリステラ攻防戦での戦闘中(第60話や第62話など)です。

Q.石田彰が歌わない理由の詳細は?

A.石田彰さんご本人が「歌が上手くないから恥ずかしい」「人が聞くに耐えられるレベルではない」と判断しているためです。プロの声優として、自身の納得できないクオリティのものは世に出したくない、という強いこだわりによるものです。

Q.レグルスの名前「小さな王様」の意味は?

A.レグルスの権能「小さな王(コル・レオニス)」が由来です。この権能は、他者(妻たち)の心臓を利用して自分の「無敵」を維持するというもので、妻たちという「王国」に寄生する「小さな王様」であることを皮肉的に示しています。レグルスという名前自体が、彼の能力と弱点の核心的なネタバレになっていたんですね。

まとめ:石田彰とレグルス、最高の組み合わせ

今回は、『リゼロ』の強烈な敵キャラクター、レグルス・コルニアスと、その声を担当する名優・石田彰さんについて特集しましたが、いかがでしたか?

レグルスというキャラクターは、その「無敵」の能力とは裏腹に、「作中一の小物」とまで言われる精神性を持っています。この強烈なギャップと、聞いているだけで不快になる(もちろん、褒め言葉です!)あの「レグルス構文」は、石田彰さんの圧巻の演技力なしには成立しなかったと思います。

原作者が「作中一のクズです」と石田彰さんに紹介したというエピソードも納得のハマり役でした(笑)

また、石田彰さんがキャラソンを歌わない理由が、ご自身の「恥ずかしいから」という気持ちと、「人が聞くに耐えられるレベルではない」というプロ意識の高さにあったことも、改めて彼の魅力を深めるポイントだったのではないでしょうか。

石田彰さんが演じるレグルスの真骨頂は、アニメ『リゼロ 3rd season』で存分に楽しめます。あの独特の不快感と狂気に満ちた演技を、ぜひご自身の目と耳で確かめてみてください。

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なんちゃん
なんちゃん
石田彰さんのレグルス、やっぱり最高だった!

あの演技を観ずに『リゼロ』は語れないよね。原作の文字通りの長文もおすすめだよ!
かいくん
かいくん

石田彰さんが演じるレグルスについて、あなたがどう感じたか、ぜひコメントで教えてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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