宇多田ヒカルの「First Love」「初恋」にインスパイアされたNetflixオリジナルドラマの「First Love 初恋」。
1話で付き合う事になった晴道と也英は、うれしくてしょうがない様子。
一方、35歳の晴道は也英を見たタクシー会社を必死に探すことに・・
Netflixオリジナルドラマ「First Love 初恋」2話ネタバレ
1998年12月
付き合う事になった二人。
自宅から晴道に電話する也英。
ドキドキしながら呼び出しコールを数える。
也英からの電話だと気づき、急いで受話器を取る晴道。
デートで「どこに行こうか」と話をしている。
すると也英の母親が誰かに電話しようとしたのか、内線が混線して2人の会話に入ってきた。
也英「今電話中!!」
也英が叫ぶ。
也英「ごめん。お母さんが・・」
晴道はとりあえず公園前通りの入り口で落ち合うことを話し、二人でゆっくり受話器を置く。
電話を切ったあと也英は嬉しくてたまらなく、ベットで足をバタつかせて喜んだ。
2018年6月
也英はアパートで旺太郎からもらったライラックの花束を花瓶にいけている。
すると宅配が来る。
何が届いたのか見てみることに。
それは息子の綴(つづる)からのカーディガンのプレゼントだった。
「たまにはデートでもしたら」
メッセージカードには、そう書いてあった。
晴道は仕事中に一瞬だけ見たタクシードライバーの也英を探していた。
一つ一つのタクシー会社に連絡を取ってみるが、探し当てられないでいる。
すると監視モニターにダンサーの女性が映っているのに同僚が気づく。
同僚が注意しに行こうとすると、晴道が「いいよ俺が行く」と言って出ていく。
着いてしばらく気づかれないようにダンスを見ていると、その女性が晴道を見て走って逃げてしまった。
急いであとを追いかける。
事務所に戻ってきた晴道は、落とし物で「青い髪留め」がなかったか同僚に聞いている。
ふと同僚が使っていた無線機が目に入ると、
晴道「それは傍受的なことに使えないか?」
そう聞くと同僚にタクシードライバーを探そうとしていることを見透かされてしまう。
同僚「いいですけど、砂漠の中から針を探すようなものですよ」
そう言われても無理やり使い方を教えてもらう。
晴道は必死に無線機で也英を探すがなかなか見つからない。
そのころ也英は、タクシー会社の同僚たちと社内で即席のボーリングをやっていた。
也英は綴からカーディガンをもらったのでウキウキしている。
旺太郎との話の流れから「ボーリング教えますよ」と言われ
也英「じゃあお願いします」
と返事をする。
旺太郎もうれしそうにした。
1998年
高校生の晴道は公園前通りの入り口で也英を待っている。
也英「晴道くん!」
也英が雪の積もっている中、小走りで駆けてくる。
それを見た晴道は見惚れてしまう。
砂浜へ向かった2人。
晴道が話し始める。
晴道「人が、一生のうち何かしらの接点を持つ人と出会う確率は20万分の1」
晴道「ちょっと顔見知りのやつとなると200万分の1」
晴道「そっから親しくなるのは2000万分の1」
晴道「ダチって呼べるようになるのが2億分の1」
晴道「親友なら、さらに20億分の1」
晴道「最愛の人と出会うとなると、その確率は60億分の1になると也英に説明する」
晴道「とにかく奇跡やばくない?ってこと」
也英が頭を上下に揺らしながら答える。
也英「やばい!奇跡やばい!」
2018年
晴道が事務所で眠っていると無線機から声が聞こえる・・
それは間違いなく也英だった。
そのころ也英は旺太郎と約束のボーリング場へ着く。
すると旺太郎が入り口で雨に打たれながら待っているのが見えた。
急いで傘をさすと、腕を怪我してしまったことを伝える旺太郎。
旺太郎「いつもここぞという時に悪いことが起こる」と嘆いている。
すると也英は旺太郎を元気づけようと傘もささずに雨の中へ入っていく。
一方、也英のタクシー会社を見つけた晴道は、さっそく訪ねて来ていた。
しかし同僚の人に「非番だね」と言われてしまう。
同僚に要件を聞かれると「結構です」と伝えて残念そうに帰ってしまった。
旺太郎と居酒屋へ着いた也英。
也英はエビを注文するが旺太郎は苦手だという。
美味しそうに食べながら旺太郎にタクシードライバーになった理由を聞いている。
也英にすすめられて旺太郎はエビを食べてみると意外と食べれることに気づいた。
食べながら逆に質問する。
旺太郎「あ、也英ちゃんは?どうしてこの仕事を?」
そう聞いた時
也英「話すこほどのことは・・」
と言葉を詰まられせてしまう。
旺太郎が運命を口にすると
也英「わたし運命とか信じない主義なんで」
そう答えるとタイタニックの話をする旺太郎。
也英「私その映画見てないんで」
と返した。
晴道が部屋に帰ってくると彼女の恒美(つねみ)がタイタニックの映画を見ていた。
高校生の頃、也英といっしょに行ったタイタニックを思い出してしまう。
1998年
どうしても「タイタニック」が見たい也英は、晴道を無理やり映画に連れて行く。
すると映画を見ている晴道は、周りの目を気にすることなくタイタニック号の船頭シーンを見て号泣する。
映画館から出た也英と晴道は、ビルの柵が出っ張ったところでシーンの真似をしようと、嫌がる也英を無理やり引っ張っていく。
也英はイヤイヤだったのに結局やってしまうことに。
だが晴道は大爆笑。
側から見ていた女性たちに
也英「見られてる、見られてる」
と言って走り出す也英。
二人とも楽しくて仕方がない様子だ。
2018年
晴道がパトロールをしているとビルの広場に綴が座り込んでいるの発見する。
綴が青い髪留めを持っているのを見た。
晴道「預かるよ」
と言うが綴は嫌がる。
綴「あの子、今日来ないよ」
綴がダンサーの女性を目当てで来ていることを悟った晴道。
今度の土曜の夕方に来るように綴へ伝えた。
1998年
学校の屋上で宇多田ヒカルの「First Love」を聞く2人。
イヤホンを1つづつ耳に着ける。
晴道「またこれ聞いてんの?」
と晴道が言うと、
晴道「だって、好きなんだもーん」
と、也英の口癖を真似て言った。
也英「もう・・」
と、ふくれる也英。
そう言いながら、しばらく目を閉じて曲を聞く。
晴道はそっと也英にキスをする・・
お互い見つめ合う。
也英「タバコの味・・」
晴道「フレーバーと言いなさい」
二人で笑った。
2018年
土曜の夕方。
家から脱走した綴は晴道が警備するビルに来た。
晴道が案内すると、広場ではダンサーの女性が踊っている。
髪留めを返しながら自己紹介をする綴。
詩「わたし詩(うた)16」
詩はインスタでいつも一番に「いいね」してくれるのが綴だと知ると手を握って喜んだ。
速攻で家に帰った綴は、父親に叱られながら2階に上がるとベッドの上で詩と手を握ったことをジタバタしながら嬉しがった。
ある日、也英と綴が食事をしている。
綴の作った曲のことを楽しそうに話す2人。
食事も後半になり、デザートを頼んでいると綴がスマホを操作しているのに気づく也英。
也英「今日はあの子練習してないの?」
と聞いた也英に
綴「今日はママと過ごすから」
すると也英は
也英「わたし見たい映画あるから行ってきなよ」
と言って無理やり綴を送り出す。
時間が過ぎ、也英は綴を迎えにビルに到着する。
也英を見つけた綴は手を振っている。
気づいた也英は走って綴の方へ向かった。
すると綴の後方に歩いていた晴道が也英に気づく。
驚く晴道・・
綴「あ、こないだ話した晴道。母です」
と綴が紹介する。
也英も晴道の方を見る。
也英「はじめまして。綴の母です。」
也英は晴道に初めて会ったような様子だ・・
しばらく3人の沈黙が続く。
綴「晴道?」
晴道「お、ああ、ごめん」
綴と也英がお礼を言いながら去っていく。
晴道は放心状態のまま、そこから動けないでいた・・
第3話につづく
Netflixオリジナルドラマ「First Love 初恋」2話感想
初めて恋人に電話する時ってコールを数えながら、ドキドキしてしまいますよね。
出た相手の声が本人だった時、ほんの些細なことなのに大きな夢が叶ったくらいの気持ちになっていました。
電話も黒電話なんて知らない人が多い中、とても味があってよかったなぁ。
内線で、母親に相手の声が聞こえてしまうなんてこともありましたね。
お互い付き合ったばかりで何を話していいのかぎこちない2人。
電話を切った後もその余韻でもう最高の気分です。
おしゃれにも気を使うようになり、何を着ていこうか何時間も悩んだりしました。
男性なら誰もが一度は無線に興味を持ったことがあるのではないでしょうか。
私も学生の頃興味を持ったことがあり、さすがに犯罪に関わることはしていませんが^^
このドラマのように初恋相手を探すために使うのはアリにしたいけど・・だめでしょうね。
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