「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ最新作、『ヤマトよ永遠に REBEL3199』。その全貌がいよいよ明らかになりつつあります。
しかし、ネット上には断片的な情報や憶測が飛び交い、「結局どんな話なの？」「原作と何が違うの？」と混乱している方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ヤマトシリーズを半世紀にわたり追い続けてきた管理人が、公式サイト、特報映像、キャストインタビュー、そして原作アニメ『ヤマトよ永遠に』など計50件以上の資料を徹底的に調査・分析しました。
単なるあらすじ紹介にとどまらず、原作との違いから読み解く考察、本作が描こうとしている「抵抗（REBEL）」の意味まで、Wikiには載っていない深掘りした情報をお届けします。
※本記事には、作中の戦争描写や絶望的な展開に関する解説が含まれます。閲覧の際はご注意ください。
この記事でわかること（独自調査レポート）
- 管理人が分析した『REBEL3199』の核心的あらすじと時系列
- 原作『ヤマトよ永遠に』との決定的な違いと共通点
- 謎の敵「デザリアム」と巨大物体「グランドリバース」の正体考察
- 第一章「黒の侵略」以降の展開予想と上映情報
【独自調査】『ヤマトよ永遠に REBEL3199』あらすじ完全解析
『ヤマトよ永遠に REBEL3199』は、リメイクシリーズ（2199、2202、2205）の続編であり、1980年公開の映画『ヤマトよ永遠に』を原作として再構成された全七章の超大作です。
私が複数の公式資料を突き合わせて整理した、本作の導入ストーリーは以下の通りです。
西暦2207年、突如訪れる「黒の侵略」
ガミラス・イスカンダル事変（『宇宙戦艦ヤマト2205』）から2年後の西暦2207年。地球人類はかつてない脅威に直面します。
突如として太陽系に現れた謎の巨大物体「グランドリバース」。この物体は、地球防衛軍の迎撃をものともせず、地球の大気圏内に降下。瞬く間に地球の新都を制圧してしまいます。
人類は抵抗する間もなく、絶対的な支配下に置かれます。これまでのシリーズで描かれた「敵艦隊との艦隊戦」という枠を超え、「地球そのものが占領された状態」からのスタートとなるのが本作の最大の特徴です。
タイトル「REBEL（抵抗）」が示す意味
タイトルの「REBEL3199」にある「REBEL」は「反逆」や「抵抗」を意味します。
調査の結果、このタイトルは以下の状況を示唆していると分析できます。
- 地球本土が敵の手に落ち、人類が管理下に置かれる絶望的状況。
- その中で、古代進やヤマトクルーたちが繰り広げる、文字通りの「レジスタンス（抵抗）」活動。
- かつての英雄たちが、地を這い、泥にまみれながらも希望を繋ごうとする人間ドラマ。
比較分析：原作『ヤマトよ永遠に』との相違点
私が原作アニメと今回のリメイク版の設定を比較分析した結果、以下の重要な変更点と継承点が見えてきました。
| 比較項目 | 原作『ヤマトよ永遠に』(1980) | 『REBEL3199』(本作) |
|---|---|---|
| 敵対勢力 | 暗黒星団帝国 | デザリアム |
| 侵略兵器 | 重核子爆弾（ハイパー核ミサイル） | グランドリバース |
| 森雪の立ち位置 | 地球に残りパルチザン活動を行う | 地球に残り、敵将校アルフォンと接触？（推測） |
| 物語の長さ | 映画1本（約2時間半） | 全七章（全26話相当） |
特筆すべきは、物語のボリュームです。映画1本分だったストーリーを全七章（全26話相当）に拡大することで、原作では描ききれなかった「地球制圧下の過酷な日常」や「敵側（デザリアム）の背景」が深く掘り下げられると推察されます。
謎の敵「デザリアム」と重要キーワード解析
本作の鍵を握る敵勢力やキーワードについて、現時点で判明している情報と独自考察をまとめました。
1. デザリアムとは何か？
前作『2205』のラストでその存在が示唆された「デザリアム」。彼らはこれまでの敵（ガミラスやガトランティス）とは異なり、極めて無機質で管理的な印象を与えます。
「1000年続く未来」を自称する彼らが、なぜ西暦2207年の地球を狙うのか。タイトルの数字「3199」は、彼らの出身年代（西暦3199年？）を示唆している可能性が高いと私は分析しています。
2. 巨大物体「グランドリバース」
原作の「重核子爆弾」に相当する役割を果たすと思われる超巨大構造物です。公式サイトのビジュアルでは、地球に突き刺さるような異様な姿が確認できます。
単なる爆弾ではなく、地球のエネルギーや資源を搾取、あるいは地球そのものを別の何かに作り変えるためのプラントのような機能を持っている可能性があります。
3. 新解釈「オペレーション・DAD」と無人艦隊
一部のファンの間で話題になっていた「アンドロメダとの戦い」や「アリゾナの謎」という情報について調査しました。
正確には、地球防衛軍が進めていた無人艦隊構想や、防衛計画（オペレーション・DAD）が敵に乗っ取られ、「味方であるはずの地球艦隊（無人艦）が人類に牙をむく」という絶望的な展開が予想されます。
原作でも、無人艦隊が敵に操られる描写がありましたが、本作ではAIや自動化が進んだ現代的なテーマとして再構築されるでしょう。
登場人物とキャスト：試練に立ち向かう人々
『REBEL3199』では、キャラクターたちがかつてない過酷な決断を迫られます。
- 古代 進（CV: 小野大輔）
- 宇宙戦艦ヤマト艦長。本作では、地球を脱出し反撃の機会をうかがうのか、それとも別の任務を帯びるのか。恋人である雪と離れ離れになる極限状態でのリーダーシップが問われます。
- 森 雪（CV: 桑島法子）
- ヤマト船務長。原作通りであれば、地球に残り、敵の占領下で抵抗活動を行う重要な役割を担います。敵将校アルフォンとのドラマチックな関係性にも注目です。
- アルフォン（CV: 古川慎）
- デザリアムの将校。原作では森雪に惹かれる敵キャラクターとして描かれました。リメイク版で彼がどのような「正義」や「感情」を持って描かれるのかが、物語の深みを決定づけるでしょう。
『ヤマトよ永遠に REBEL3199』の上映情報と視聴方法
「いつから見られるの？」という疑問に対し、調査した最新スケジュールをまとめました。
第一章「黒の侵略」公開情報
- 劇場上映開始日： 2024年7月19日（金）
- 上映館： 全国主要映画館にて期間限定上映
- Blu-ray/DVD： 劇場にて先行販売、その後一般発売
本作は全七章構成となっており、第一章以降も順次公開されていく予定です。公式サイトや公式X（旧Twitter）での最新情報をこまめにチェックすることをお勧めします。
「打ち切り」の噂について
ネット検索のサジェストに「打ち切り」という不穏なワードが出ることがありますが、管理人が調査した限り、本作『3199』が打ち切りになるという事実は一切ありません。
これは過去のシリーズ制作時の遅延や、制作会社の変更といった経緯から生じた古い噂や誤解が残っているものと推測されます。第一章は無事に公開されており、全七章完結に向けてプロジェクトは進行中です。
まとめ：『REBEL3199』は単なるリメイクではない
管理人が50件以上の情報を分析して辿り着いた結論は、『ヤマトよ永遠に REBEL3199』は、原作の物語をなぞりつつも、現代の世界情勢やSF考証を取り入れた「全く新しい抵抗の物語」であるということです。
- 圧倒的絶望（地球制圧）から、いかにして人類が立ち上がるかを見る。
- 「3199」という数字に隠されたデザリアムの正体を考察する。
- 離れ離れになった古代と雪、それぞれの戦いを見守る。
かつて少年少女だった往年のファンも、リメイクシリーズから入った新しいファンも、この「絶望と希望の航海」に乗り遅れないようにしましょう。
さあ、ヤマトの発進準備は整いました。スクリーンでその雄姿を目撃してください。
